トム・ホランドが演じるスパイダーマン第2作
アベンジャーズに入る事となったスパイダーマン ホームカミングの続編でありアベンジャーズ エンドゲーム後の話となる今作「ファー・フロム・ホーム」。アベンジャーズ エンドゲームを観ていない人は今作の話を観てみると「えっ!?そうだったの!?」と思うネタバレが数多く存在しているので驚く事だと思いますがエンドゲームを観た人は今作の映画冒頭のシーンで早くも感動した人も多いと思います。
若手俳優トム・ホランドが演じるスパイダーマンシリーズ第2作品目となるのですが、彼のスパイダーマンはとても愛されているように感じますね。例えばアベンジャーズ作品に登場した際にも日本だけではなく米国でも「嬉しい」という声が出たりとトム・ホランドのスパイダーマンが愛されている事がよくわかります。
さて、今作は「学生」と「ヒーロー」という気持ちに挟まれるピーター・パーカーと新たな敵の出現など、ピーター・パーカーが大きく成長する物語と言って良いでしょう。今作の出来栄えはどうなのか。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。
などの男「ベック」と存在とピーター・パーカーの成長
映画冒頭で登場する地球とは別の「アース(地球)」からやってきたというベック(ミステリオ)。彼の住んでいた星では4大元素を操る「エレメンタルズ」と呼ばれる怪物がアースを滅ぼしピーター・パーカーやアベンジャーズが存在する地球にたどり着き、こちらの世界にも登場するエレメンタルズを私は倒す!と語ります。
ピーター・パーカーはスパイダーマンである前に学生として旅行を楽しみ、MJに告白したいと考えていますが、そこに「ニック・フューリー」が登場し「スパイダーマンでヒーローとして戦うか、学生として生きるか」とピーター・パーカーを悩ませます。
ベックとピーター・パーカーの共闘によりエレメンタルズを倒すが、実は真の悪党は別の存在してスパイダーマンはその存在に驚き、自分を追い詰める事となります。
トニー・スタークが亡くなった寂しさ
エンドゲームを観ていない人は驚いた事だと思いますが、サノスとの戦いでトニー・スタークは命を落としてしまいます。その罪悪感・寂しさからピーター・パーカーは「もっと話したかった」「もっと教えてほしかった」よ思うのですが、今作のファー・フロム・ホームではピーター・パーカーがいかにトニー・スタークを尊敬し、慕っていたかが解る内容となっています。
アベンジャーズにあこがれて、もしくはトニー・スタークに憧れてか解りませんがサノスとの戦いで失ってしまった代償が大きく世間からは「トニー・スタークの代わりか」「アベンジャーズのリーダーか?」など騒がれその責任感にピーター・パーカーは頭を悩ますシーンがいくつか登場します。
そんな時トニー・スタークの親友でもあるハッピーが「彼はいつも悩んで自分を責めていたが君(トニー・スターク)をアベンジャーズに迎え入れた時は悩む様子が無かった。彼は君を信用してたんだ」という言葉に感動し目を覚ますのですが、彼の中でアイアンマンという存在は「永遠のヒーローであり、越えられない壁」だったという事がわかりますね。
今回使用される近未来兵器がなにげに恐怖だと感じた
物語が進むと使用されていた兵器の実態が解るのですがベックがトニー・スタークに横取りされ、嫉妬された「ホログラム」だという事がわかります。
私が「恐怖」と書いたのはホログラムを使って、その人間が恐怖。トラウマだと思う部分を映像化する事によって精神面で殺す事ができる兵器だと思った瞬間「これはすごい兵器になるな」と思いました。ホログラム世界でスパイダーマンが好意を寄せているMJがビルから落とされたりして、取り乱すシーンがありますが偽物の映像だと解っていても人間は「好きな人がビルから落とされた」と認識するでしょう。
今回の兵器はまさに”近未来の兵器”だと思い身近に感じるものだったので、観ていて解りやすいものでもありました。
ラストは1分前後のおまけ映像がある!席を立たないで!
マーブル作品によくあるのですが、今作も次回作に繋がるような映像が1分前後あるので、映画が終わったからと言ってすぐ席を立たない事をオススメします。
最後の映像後、スパイダーマンの世界がどのように変化をするのか。それが非常に今からでも気になりますね。続編に期待したいです。
パンフレットは土曜日に視聴してきたので特別版を無事ゲットしてきました。「本作をより一層楽しむことが出来るトラビア」などが掲載されており、読んでいて「そういう事なのか!」と驚く事もあるので、是非劇場で購入して読んでみてください。
これにて映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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