近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】ジュラシック・ワールド 炎の王国を観てきた感想とレビュー-前作人気だったブルーが物語の鍵!?-

シリーズ3部作の第2作品目となる「炎の王国」

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前作である「ジュラシック・ワールド」は先日TVで公開され、私も久々に観たのですが、やはり何度観ても興奮しますね。ジュラシック・ワールドは本当によく出来ていて1993年に公開されてたジュラシックパークを初めて観た時の興奮が帰ってきたかのように思えます。そんなジュラシック・ワールドの最新作「炎の王国」が公開されたので、早速観てきたのでご紹介したいと思います。

 

前作でハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。(映画.com引用) 

 

今作で新しいのは「人が人を救う」という物語ではなく「人が恐竜を救う」という新しい試みになっている事。そして今作はシリーズ3作目と繋がる重要な要素も持っているので前作のジュラシック・ワールドよりは未来的に見せています。

 

そういった点などにも注目して早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思うので、是非読んでみてください。

 

前作の大雑把なあらすじ

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ジュラシックパークの事故から22年の歳月が流れ、イスラ・ヌブラル島に新たに「ジュラシック・ワールド」というテーマパークが運営されており、観客は恐竜を観る為に島を訪れている世界です。そんな前作ジュラシック・ワールドは前作のパーク創設者であるハモンド氏のインジェン社を買収し建設されたものです。

 

ハモンド氏の失敗は「進化し過ぎた遺伝子操作技術」なのですが、本来であれば孫達やお客を楽しめる為に建設したはずのジュラシックパークは遺伝子操作に酔いしれ、本来恐竜が持っている凶暴性を支配出来ると勘違いしてしまったのが大きな間違いである。

 

それはジュラシックパークⅡ、Ⅲと続いても、その過ちは消えないのですが、ジュラシック・ワールドでもその過ちは生かされていません。インドミナス・レックスという様々な恐竜のDNAを掛け合わせた全く新しい恐竜を生み出してしまうのです。

 

お客は「大きくて凶暴で恐竜らしさを求めている」とサイモンは考えているのですが、それが大惨事になってしまうのは目に見えています。恐竜が脱走し島を破壊してしまい、大損害となったジュラシック・ワールドは経営困難になり人間は島を放棄します。

 

「炎の王国」はその3年後のお話となっています。

 

人が恐竜を守ろうとするが実は・・・。

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ジュラシック・ワールドがあった島の火山活動が頻繁になり、いつ噴火してもおかしくない状況になっている。というのが物語の始まりです。

 

恐竜は人間が生み出し、過去に絶滅した生物だが、現在生きている恐竜に罪はない、助けるべきだ!という国民の声があがっています。そんな時、ミルズが「恐竜を保護したいから協力してほしい」と頼んだ相手が前作でも登場したクレアとオーウェン。

 

その保護したい恐竜リストの中にブルーがいる事で2人は再びジュラシック・ワールドの島に訪れるのですがオーウェンがブルーと再開し落ち着かせようとしている時にブルーに麻酔を打ち込む兵士たち。それに怒るオーウェンにも麻酔を打ち込んでブルーを捕まえてしまう。

 

この時解るのですが「恐竜を保護する」とは表向きで実は「恐竜を保護しオークションにかける。そしてブルーの知性・感情性のDNAを新しい恐竜に埋め込む」という、また同じ過ちを繰り返すような物語となります。

 

新たに登場した「インドラプトル」

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今作の目玉というべき恐竜「インドラプトル」。前作登場したインドミナス・レックスのDNAを再び使って作り出した恐竜で、今作も新しい恐竜作りに燃えているウー博士。今回のインドラプトルとインドミナス・レックスの大きな違いは完全に「人間のエゴによって作られた恐竜」という点でしょうか。

 

前作のインドミナス・レックスもお客が喜ぶという点で様々なDNAを掛け合わせて作られたのでエゴという意味では同じですインドラプトルは「兵器」として作られています。

 

ブルーの感情性・知性のDNAを組み入れれば人間に逆らわない「恐竜兵器」の誕生という恐ろしい方向に進んでいきます。

 

ジュラシック・ワールドの恐竜たちは滅ぶべきだったのか?

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今作で「ジュラシック・ワールド」というタイトルの意味合いがハッキリとわかったのですが「人間と恐竜は共存出来るだろうか」という点ではないでしょうか。

 

ラストのシーンを考えれば次回作に繋がるヒントが沢山あったのでオーウェン、クレア、そして保護したロックウッドの孫娘であるメイシー。このメイシーが次回作に登場するか解りませんが、細かい設定などを考えると登場する確率が高そうですね。

 

そんなジュラシック・ワールドの恐竜たち。人間の世界に数匹解き放たれたわけですが、草食恐竜以外にも肉食恐竜までもが自然界に解き放たれました。最後のシーンで肉食恐竜は捕まり、ブルーや翼竜など一部の恐竜は人間の街に紛れて暮らすワンシーンがありました。

 

自然界に恐竜が入ったことにより世界がどのような変化するのか。次回作が非常に楽しみですね。

 

ラストへ繋がる重要なストーリー!個人的には下半期一発目として満足

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レビューには「恐竜の迫力が足りなかった」という声がいくつかありましたがインドラプトルの設定が「生物兵器」というのが十分怖いと感じました。遺伝子操作技術が発展し恐竜を復活させた後、人間がどのような行動を取るのか。

 

ジュラシックパーク・ワールドとリアルなストーリーになっていると思います。

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ジュラシック・ワールド 炎の王国のパンプレットは表面がホログラム加工されておりお金がかかってるのが解ります。内容は各俳優人のコメントも勿論オススメなのですが一番の目玉は「ProductionNote」だと思います。よりリアルに恐竜を撮影する為に苦労した点、撮影技術などが掲載されているので、ファンの方は是非読んでみてください。

 

これにて映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます!

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