ヤングマガジンで連載中の漫画！
私の行きつけの書店に「オススメ本コーナー」というのが存在するのですが、その中で1つ気になったのが今回ご紹介する「なんでここに先生が！？」という漫画。
当初は「ゴールデンタイムズ」というタイトルで掲載されていたらしいのですが2017年の21号より「なんでここに先生が！？」に変更し連載中との事です。
私が買った理由は絵が好みだったのと店長紹介で「こんな先生が欲しい」という切実な思いを感じ取ったので、購入してみた。店長がそこまでいう先生・・・。
どんな先生か気になるではないか！！！！
主要人物というのは実は決まった主人公という訳ではなく8人の登場人物で物語が進んでいきます。1巻では「加奈×一郎」。2巻では「真由×凛」とメインは変わったりしますが、物語は1つに繋がっています。
今回は1巻の「加奈×一郎」でこの本の魅力について紹介していきたいと思いますよ！！
ツッコミどころ満載だが、ツッコんでは駄目！
まず表紙をめくり、第1ページが上記の一瞬。これを観た限り「？？？」となった人も多いのではないだろうか。経緯を説明すると校舎裏プールに近い職員トイレで、人が滅多に来ないという「うんこ」をするのには最高のスポットというのが一郎の言い分。
そんな職員トイレで女子トイレに入ろうと思っていたら清掃中だった為に仕方なく男子トイレに入ると一郎が入ってきてしまったというのが加奈の言い分。
そうこの漫画は「ツッコんだら負け」なのである。こういう展開が続いていくので「そういったあり得ないハプニング系漫画は好きではない」という人はこの本をオススメ出来ない。しかし、まだ読みたいと思っている人。私がタイトルにした言葉を思い出して欲しい。
「想像以上にエロい漫画だった」というキーワードを。
内容を少し離れ2巻にはフルカラー豪華特装冊子が付いくる。それがこちら。
パっと観た感じは何もない。内容も原作に色を付けただけの「フルカラー版冊子」という事なのですが、この冊子の裏面にご注目して欲しい。
これは良い子は見ちゃ駄目だよ！！！！
どこの会社だ！！！こんなけしからん漫画を連載しているのは！！！
さすが週刊ヤングマガジンだぜ。「監獄学園プリズンスクール」を連載しているだけの事はある。内容も「あれ？エロ漫画ではないよね？」と思わせる内容だったが、しっかりラブコメとして成り立っていたのは非常に面白いと思います。
【追記：2018年1月11日 第三巻が発売】
正式には1月5日に発売になっていたのですが第三巻を早速買ってきました。
今回新しく登場したのは葉桜先生と隆くん。1巻、2巻は河沼西高校を舞台にした先生と生徒でしたが、今回は河沼東高校を舞台としています。冒頭で合同イベントとして登場するのですが葉桜先生・・・。かなり好みです。
個人的に「日焼け+日焼け跡」というのは、かなりポイント高いので、今回も最高の1冊でした。第三巻ながらも累計50万部突破という速さは、もしかするとアニメ化もあるかも知れませんね。限定版ではドラマCDが付いてきたり、力が入っているように感じます。これは是非とも皆さん要チェックかも知れません。
第四巻発売！今度は”無表情”の先生！？
ついに最新刊である第四巻が発売されました。今回の先生は”無表情”の立花先生。感情を出すのが不器用なため”絶対零度の立花”と呼ばれている彼女ですが純粋でとても可愛いところもあります。個人的に超～ヒット！！！！
無表情なキャラクターがツンになったりデレになったりする瞬間ってかなり良いですよね。最後には4人の先生と生徒が混ざってデートなど。1～3巻まで読んでいた人からすると微笑ましいシーンです。今作も非常に面白かったので、オススメですよ！
今度の先生は金髪の帰国子女！？ツンデレな性格がまたかわいい。
ついに「なんでここに先生が！？」も5巻が発売されましたが、帯に「TVアニメ化」という衝撃の文字が！しかも児嶋先生を”上坂すみれ”ではありませんか！これは非常に楽しみです。
さて5巻では今までの展開とは違い同級生が飛び級により高校の先生としやってくる。しかし主人公は憧れの「さや先生」の為に学校に入り帰国子女である「ホムちゃん」を子供扱いする展開ばかり.....。結果、良い方向へと向かっていくのですが今作も「エロい」。Wヒロインという設定ですが、それも悪くないですね。今作も楽しく読む事が出来ました！
なんでここに先生が！？ 特装版（５） (ヤングマガジンコミックス)
- 作者: 蘇募ロウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/10/05
- メディア: Kindle版
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追記：3月に第6巻が発売！今回の先生は背後霊！？
今回の先生は今までの先生とは違い見た目が少し怖い先生となっています。気がつくと生徒の後ろに立っており、生徒のプライベートを把握している事から「背後霊の猪川」と呼ばれている先生ですが、実は学生時代は影が薄く寂しい思いばかりしていた事から、自分のような生徒を減らそうと先生になり、生徒のプライベートを暗記して味方になろうとしている良い先生。
主人公の渉はバイト三昧で学校に行かなくなってしまい、そこに猪川先生がバイト先に現れた事からストーリーが始まります。今回も少しエッチなトラブル満載となっていますが猪川先生が感情を表に出すのが不器用だと解ってくると可愛く見えてくるから不思議。今回の第6巻は今までの趣向と少し違ったものとなっていますが楽しめる内容となっています。私は特装版を購入し冊子はいつものカラーとなっていましたが、やはりカラーになるとエロさが倍増する。これは特装版を購入する事をオススメしますよ！
第7巻は国民的アイドルが何と先生に！？
桜花姉さんと主人公の大和くん。今回の関係は国民的アイドルグループのリーダーである桜花と大和は昔隣同士だった為、勉強などを教わっていたのですが時代は流れ、桜花とは連絡も取っていない中、偶然出会いその後教育実習生として赴任してくるのです。
今回で7人目の先生ですが、今回は先生ではなく様々なキャラクターがエッチな姿になります。それだけ言えば歴代コミックの中でも最多ではないでしょうか。またラストの告白シーンはかなり良かったですね。今回も素晴らしい先生です！
第8巻発売！今回の先生は2人！？ルート選択！？
今回の先生は何と2人！いや、それ以上か。双子の姉の為に女子寮に潜入し姉に変身する事となった忠。今回の先生はショートカットが似合う栗栖くるみ。通称「プリンセス栗栖」。もうひとりは3巻で登場した「葉桜ひかり」の幼馴染である南條奈々。科学者で極端に人と関わる事を嫌うのが特徴。そんな2人の先生と忠なのですが、今回は「選択ルートタイプ」で9巻では各々のストーリー選択をしたENDが描かれるとの事。
これは賛否両論かも知れませんが、マンガとしては新しいですね。これはこれで有りかも知れません。私としてはショートカット美人の栗栖くるみ先生が好みです。今回も非常に良かったです。DVD付属版ではアニメ5～8話までの修正無しバージョンが添付されているとか・・・。ちょっと気になりましたが今回は通常版を購入しました。
9巻は南條先生編ルート突入！発明の天才が「恋」に落ちていくドキドキルート
南條先生の恋人になった忠だったが先生の発明品である「恋愛度」ではまさかの10％という数値になってしまい、二人は本当の恋人になる為に恋愛度を上げようとする話です。
シリーズとしては初となるルート選択で南條編ですが南條先生は恋愛に興味はあるが人と関わる事を極端に嫌う人物。そんな南條先生が忠と触れ合い、恋人になる事によりラストは従来のストーリーとは違い少しグッとくるものがありましたが、やっぱりハッピーエンドになりますね！！「なんでここに先生が！？」はやっぱりこうじゃないと！と思えるラストで本当に良かったです（笑）
10巻は８巻に続き栗栖先生ルート突入！男性が苦手なのに男性寮に！？
忠は栗栖先生に告白するがまさかの「生徒とは付き合えない」と言われ振られてしまいますが、栗栖先生が男性寮の寮長になってしまってさぁ大変。栗栖先生を好きな女子生徒まで沢山出てきて、今回の中身はほとんど「おっ●い」で埋め尽くされております。
しかし男性が苦手な栗栖先生が忠には心を許して話しているシーンなんかは結構良いですね。この10巻でルート編は終わるのですが、個人的に栗栖先生の話の方が好きでした！ま、見た目の問題も大きく関係ありますが（汗）
それでもラストは卒業する時に付き合おう！と言っていたのですが、まさかあんな形でバレてしまうとは思いませんでしたね（笑）
そして短編集では7巻で登場した「桜と大和」の結婚報告編編です。アイドルメンバーに祝って貰いながらお酒を飲む短編ですがお酒を飲むと豹変する桜に他メンバーがタジタジに。二人の初夜の話が少し聞けちゃうお話も掲載されています。
今までの’先生’とは違った新しい「漫画の先生！？」
皆本先生は「一匹狼の皆本」と生徒から恐れられている金髪＆ジャージの元ヤン？先生。そんな宮本先生と小林は偶然、同じアパートに住むことに。しかも宮本先生は小林が漫画編集者を目指すきっかけとなった大好きな「ミナト先生」だった。
しかしそんなミナト先生は「もう漫画は描かなし」と言うが小林の熱意に押され一作だけ書く事となるが、そこから二人の恋へと発展していきます。今までの先生シリーズの中では「エロ中心」のようなストーリーが多かったのですが8巻から徐々に変わり、今回の11巻ではエロはあるものの、ストーリーメインとなっているのが面白かった。
また11巻のラストでは12巻へと続く終わり方だったので、12巻では再び皆本先生の話になると思いますね。作品が進むことに過去に出てきた先生も登場したりと面白さが増してくるので目が離せないですね。
アニメ全12話視聴後感想
アニメも無事終わりを迎える事が出来ましたね。胸などは「放送出来ないよ」に似た文字で隠されていましたが、原作コミック通りに進み観ていて微笑ましくなる部分も数多くありました。アニメ版では上坂すみれ（児島先生）、後藤邑子（松風先生）、石上静香（葉桜先生）、山本希望（立花先生）を演じられていましたが、どの先生もイメージ通りの声だったので大満足です。修正無しバージョンとか今後あるか解りませんが、発売されたらちょっと観てみたいですね（笑）
内容はキライではないラブコメ要素だった
エロが強いながらも、ラブコメ要素としてはキライではない漫画でした。正直に書くと1巻を読んでいる最中に「あれ、これ失敗したかな」と思っていたのですが2巻まで読むとエロ要素がありますが、純愛という意味では微笑ましいシーンも多数あります。
こういうおバカな描写とかも個人的に決してキライではない。「夕立ならぬ夕勃ち・・」というセリフは一種の才能を感じますからね。この作者とお酒を飲んだから非常に面白そうです。
今回はその他にも「お酒は夫婦になってから7巻」と「はじめてのギャル4巻」を購入してきましたが、店長の「こんな先生が欲しい」というセリフ読んでから解る。
こんな先生いないよ！店長！ゆっくり休んでね！byダンボー（終）
