近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】スパイダーマンの宿敵と知られるキャラクター「ヴェノム」が映画化されたので早速観てきました

ダークヒーローとして描かれる「ヴェノム」

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”ヴェノム”というキャラクター黒いスパイダーマンのような見た目ですが、スパイダーマンとは違い性格は凶暴です。スパイダーマン3で登場した事があるヴェノムですがシンビオートという地球外生命体が正体となります。

 

シンビオートが人間に寄生する事で生まれたのがヴェノムです。アメコミでダークヒーローとして私も好きな「スポーン」の原作者が生み出したキャラクターでアメコミらしいヴェノムも私としては大好きなキャラクターの1人と言えます。

 

また見た目も迫力があり、それが新しく劇場で、しかも主人公として登場するというのはアメコミファンとすれば嬉しい限りですね。気になるストーリーですが。

 

「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。(映画.com引用) 

 

監督は「L.A.ギャングストーリー」「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。主人公を演じるのは「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のトム・ハーデイ。「最も残虐な悪」というフレーズが気になる今作。早速ですが、感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

”ダークヒーロー”はやはりカッコいい

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アメコミで言えば「デッドプール」「ゴーストライダー」「スーサイド・スクワッド」など様々なキャラクターが存在しますが、やはりヴェノムと同じ原作者の「スポーン」が個人的に一番カッコいいと思える。

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1997年に実写化されBD化にもなっています(勿論私は購入済み)。1992年に生み出されたキャラクターは「黒いコスチュームで意思を有する魔界の寄生生物で宿主であるスポーンを守る為にマントやチェーンなど様々な武器で防御する」という設定です。今回のヴェノムも「宇宙の生命体」という設定で人間に寄生しないと生きていけない。

 

宿主である人間が死ねばヴェノムも死んでしまうので宿主である人間を守っている。というのが正しいのかも知れません。ただ今作の設定としてスパイダーマンが関与していない為、背中には蜘蛛のマークがありません。その変わり白い模様が浮き出ています。スパイダーマンが関与しない為、他にもやってきたシンビオートが登場する。

 

派手な変身シーンではないが徐々に変身する姿は不気味

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変身と言っても派手な変身ではなく、胸から徐々に変身したり、背中から覆うように変身したり。徐々に変身するヴェノムの姿は不気味さがありますね。同じくスポーンも人間を媒体をして変身するので徐々に変身するのですが、それが不気味でもありカッコいい。

 

今作のヴェノムもそれを受け継いでいるので個人的には大満足です。ヴェノムの一人称が「We(俺たち)」なのですがその際、顔を半分だけだして「共存している」という魅せ方は素晴らしいと思いましたね。ヴェノム自身も他のシンビオートと離れ地球で暮らす事を決心するのですが、エディの言うことを聞き時に喧嘩のように口論したり。

 

そういった演出というのは原作のヴェノムを受け継いでいると言っても良いのではないでしょうか。

 

勿論マーベルらしいアクションとCGは健在!!

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カースタントからバイクスタント、勿論肉体アクションもありマーベルらしいアクションが今作のヴェノムでも健在なのは嬉しいです。主役であるヴェノムは100%CGで作成されていますが、まるでその場にいるような存在感がありアクションも派手ですね。

 

今作では「ダークナイト」「インセプション」「ハリーポッターと謎のプリンセス」のポール・フランクリンと視覚効果アドバイザーのシーナ・ダガル。スタントマンがスーツを着て飛び回ったりする動きなどはありますが、主役を演じたトム・ハーディは何ヶ月も前から体を鍛えていたそうで、筋肉質のヴェノムとハーディを比べてもあまり違和感が無いほどに肉体は仕上がっています。

 

本来では存在しないヴェノムに対し恐怖感などの感情を出し演技していたのは素晴らしいと思います。

 

 

ヴェノムが週間興行収入1位を獲得!

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日本だけで公開から3日間で40万人突破したというヴェノム。世界興行収入も5億ドル突破し間違いなく「成功した」と言える作品となっています。映画評論家の中には酷評している人も多いようですが、私としては「大満足」の作品となっていますね。

 

オリジナルエピソードだから酷い。という訳ではなく、今作のヴェノムは良い所が沢山ありました。評価などは一切気にせず「気になった!」という人は是非観てほしい作品です。

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パンフレットでは今作の見どころの他、演じた俳優陣が「このシーンを観てほしい」と少しネタバレを含んでいますがコメントしているので是非読んでみて欲しいですね。

 

これにて映画「ヴェノム」を観てきた感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。