近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】先行上映にてレディ・プレイヤー1を観た感想とレビュー-映画の可能性を無限大に感じることが出来る作品-

スティーブン・スピルバーグ監督最新作

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日本では2014年に発売された「Redy Player One」という小説を実写化した作品が今作となります。近未来のVR型オンラインゲームの世界「オアシス」を舞台に1980年代のハリウッド映画や日本の特撮番組などを題材としたクロスオーバー作品となります。

 

VRを元にした作品と言えば日本アニメの「ソードアート・オンライン」。あちらもVRをテーマにした作品なのですが、こちらは「自分がなりたい姿になれる」という「理想」が大きくあります。そういった点にも注目したいですね。今作のストーリーですが。

 

貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年。世界中の人々がアクセスするVRの世界「OASIS(オアシス)」に入り、理想の人生を楽しむことが若者たちの唯一の希望だった。そんなある日、オアシスの開発によって巨万の富を築いた大富豪のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を明け渡すというメッセージが発信される。それ以降、世界中の人々が謎解きに躍起になり、17歳の孤独な青年ウェイドもそれに参加していた。そしてある時、謎めいた美女アルテミスと出会ったウェイドは、1つ目の謎を解き明かすことに成功。一躍オアシスの有名人となるが、ハリデーの遺産を狙う巨大企業IOI社の魔の手が迫り……。(映画.com引用) 

 

 様々なキャラクターや作品が数多く登場している今作ですが、それ以外にも面白い点が沢山あります。では、早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

「オアシス」というバーチャル世界をメインとしたストーリー

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人々の癒やしというのでしょうか。「仮想世界」と「現実世界」の境目が曖昧になった世界という印象がありました。仮想世界で手に入れた通過でプレイする時に必要なVR機器であったり体感スーツであったり。そういったモノが買えてしまう世界。

 

今作の主人公であるパーシヴァル(ウェイド)は家庭に居場所が無く、彼の癒やしの場所と言えばオアシスで「エッグ」を探す事でした。

 

この世界を作ったジェームズ・ハリデーは亡くなる時に遺言で「私の財産をエッグを手に入れたモノに授ける」と残したのです。彼の財産は日本円にして56兆円という膨大な金額に攻略を試みるプレイヤーもいるのですが、その難易度。そして失敗した場合にはゲーム内通貨。すなわち長年リアルマネーをかけてきたアバターが消えるというデメリットもあるので、相当な覚悟が必要と言えます。

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映画の冒頭から激しいレーズが行われますが主人公が操作する車はバック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みのデロリアン。主人公の年齢の割にかなり渋い選択ですね。

 

内装も細かく作られているのでバック・トゥ・ザ・フューチャーファンの方は感想したのではないでしょうか。

 

様々なキャラクターが登場するオアシス

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レディ・プレイヤー1では様々なキャラクターが登場する事で話題となっていますが、上記画像でも日本からはストリートファイターから春麗が登場しています。その他にもAKIRAのバイクやリュウなど。様々なキャラクターが登場するのですが、やはりPVで気になっていたのは。そう「ガンダム」。

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30秒だけ好きな巨大ロボットになれるというアイテムを使いガンダムとなって戦うシーンなのですが、この3DCGでガンダム映画を作成して欲しいと思える程クオリティの高いものでした。個人的にですがアメコミの「スポーン」や「バットマン」なども登場していたので1980年代の米国を象徴する作品が見れたのは嬉しかったです。

 

今作は絶対に3D、4D、4DX、MX4Dで観るべき作品

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様々な作品を観ている私ですが、これほどまで3Dや4Dで観たほうが良いと思った作品は非常に稀だと思います。レディ・プレイヤー1を視聴して映画を観ている感覚よりも1つのアトラクションを体感しているような感覚になったりします。

 

例えばT-REXが車を襲うシーンやホラー映画の金字塔「シャイニング」など思わず「おぉ」と声に出しそうになる場面が数多くあり観た後「楽しかった」という感情と共にしばらく興奮が収まりませんでした。今作は2Dよりも3Dや4Dを選択する事をオススメします。

 

VR世界を含め、ネット世界を考える作品

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「ネット」と「リアル」の何が違うのか。その違いを考えさせられるストーリー展開だと思いました。一昔前は匿名性である事で「何しても冗談で良い」という考え方の人が多かったのですが、今ではそういった考え方よりも「発言には気をつけなければならない」と考える人も多くなりました。

 

今作も主人公のパーシヴァルが「ウェイド」と仮想世界で名前を出したばかりに危険な目にあってしまうのですが、そういった「ネットの危険性」なども感じれるストーリー構成となっているので、そういった点にも注目して貰いたいと思います。

 

久しぶりに観た3D映画で大興奮!これは非常に良作です

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先行上映のため、パンフレットをまだ購入出来ていませんが、個人的に3Dで観た映画の中では非常に面白いと思える作品でした。ストーリーも難しい事はなく大人から子供まで観ることが出来る作品なので是非劇場で観てほしいと思います。

ゲームウォーズ(上) (SB文庫)

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