近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【読書 少々ネタバレ有】タイトルに衝撃!?話題の「夫のちんぽが入らない」を読んでみた感想・レビュー

衝撃のタイトルで現在大ヒット中!!

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タイトルを聞く限り買うのに抵抗がある本だが「絶賛大ヒット中」と話題になっていたのでツイツイ買ってしまった。内容はタイトル通りという事ではなく後々解説しますが。どんなストーリーかと書きますと。

いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間も含めて二十余年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。周囲の人間に話したことはない。こんなこと軽々しく言えやしない。
何も知らない母は「結婚して何年も経つのに子供ができないのはおかしい。一度病院で診てもらいなさい。そういう夫婦は珍しくないし、恥ずかしいことじゃないんだから」と言う。けれど、私は「ちんぽが入らないのです」と嘆く夫婦をいまだかつて見たことがない。医師は私に言うのだろうか。「ちんぽが入らない? 奥さん、よくあることですよ」と。そんなことを相談するくらいなら、押し黙ったまま老いていきたい。子供もいらない。ちんぽが入らない私たちは、兄妹のように、あるいは植物のように、ひっそりと生きていくことを選んだ。 (Amazon,本文参照)

上記の文章を読んでも「え、タイトル通りの内容なのか?と買うのに更に抵抗を持った人もいるかも知れませんが、実は読んでみると奥が深い。奥が深いという言葉は少し違うかも知れない”壮絶”という言葉が正しいのかも知れない。では、早速感想を書いていきたいと思います。

賛否両論がハッキリ別れる本。ただ読んでみる価値はある

「夫のちんぴが入らない」というタイトルに衝撃を受け、その内容も話題に相応しい内容だと思います。大学から付き合い始めている夫と、ちんぽの入らない妻。しかし「夫以外のちんぽは入る」というもの。それだけ聞けば「え?どういう事?」と思うかも知れませんが日記からメールで知り合ったオジさんとの出来事を本文で以下のように文章表現しています。

私はまったく好意のない「おじさん」と、まったく問題なく事を終えてしまった。認めたくなかった。全ちんぽの無血。私はこの事実を受けれることができないまま、慌てて服を着た。今すぐここを立ち去りたかった。 

 旦那とセックスする時には血だらけになってしまうのに好意のないオジさんに対して血だらけにならなかったという事実に対し筆者はパニックというよりも、ショックを受けたのでしょう。長年「自分がおかしいのではないだろうか」という悩みをオジさんが解決してくれたという事実が出来てしまったからでしょう。

 

その夜、筆者はこのように書いています。

その晩はすぐに眠気がやってきた。布団に転がり込み、胎児のように丸くなったまま、朝までぐっすりと眠ることが出来た。こんなことは何十日ぶりだろう。思い起こせばその日は朝から仕事のことを一度も考えなかった。頭からすっぽりと抜け落ちていた。それどころではなかったのだ。 

 この1日が筆者にとってバタバタした1日であり、そして長年悩んでいた悩みが1つ解決した事による安心感でしょう。それが伝わってきました。

 

賛否両論と書いたのは私は「何が何でも不倫は駄目」という考え方ですが「結婚していても不倫と結婚は別もの」という考え方の人もいます。この”結婚・不倫”という意見の違いではこの本を読む人の感想が別れる事だと思います。「こういった人生もあるのか」という考え方もあれば「何はともあれ他人とセックスしているのは賛同出来ない」と思う人もいるはず。

 

個人的に「客観的に本を読むとこの本は良い」という事だけ言っておきます。あくまでも「こういった人生があるのか」という気持ちで読むと面白いのではにでしょうか。

 

まとめ

今、話題になっている本ですが話題になっている理由として「本のタイトル」の衝撃と「内容」が炎上しているのと。この2つでしょうね。ただ私としてはこの本の本当にラスト2行には奥が深いものを感じました。これは本を全部読んだ後にラスト2行を読むと筆者の気持ちが解る事だと思います。「ラスト2行に筆者の思いがすべて込められている」と断言しても問題無いですね。話題になっているので読んでみたいという人は少しネタバレを含みましたが買ってみる価値はあると思います。最後まで読んでいただきありがとうございます!

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない