美魔女という言葉って魅力に感じない?
何か新しい単行本が欲しいと本屋をぶらぶらしていると何とも魅力的なタイトルが目に入ったので購入してみました。
美魔女!!!
絵も綺麗で非常に好み。高校生の裕晴という息子がいて、その息子の友人である本作の主人公の1人である慎(まこと)。慎が裕晴の家に遊びに行った時、目の前に現れた彩乃さんを見て「美人すぎる!」と毎度ドキドキしている思春期の男の子。
全2巻という短いストーリーながらも内容は思春期真っ只中の慎と、少し天然な彩乃さんのストーリーが面白い。ジャンルは日常コメディになるのかな。
そんな今作の面白いポイントをざっくりと書いていくよ!!!
絵が細かくて綺麗、そして息子である裕晴とのやり取りが最高!
漫画を読んでいて思ったのは表紙だけではなく、中身の絵も細かいところまで描かれていて綺麗だという事。髪や瞳などが細かく描かれているので”美魔女”という言葉にしっくりくる。人物だけではなく、小物や建物。
スーパーに並んでいる商品など、細かな部分が描かれているので1巻をじっくり読むと結構長くかかります。多分、美魔女というのはどういった人なのか。と考えると今作の主人公である彩乃さんのような人の事を言うのではないだろうかと読んだ後思いました。
そして息子とのやり取りが非常に面白い。近所や同級生、バイト先でも「母親」と言わず周りからは「年上の彼女と付き合ってる」と言われながらも完全にスルーしている裕晴くんは面白い。
「バイト先見に行っていい?」という質問に対して「絶対にくるな」と言われても行ってしまう彩乃さん。そんな母親の性格を知ってか、裕晴くんは怒らないんですよ。なんて良い息子なのだろうか。私であればバイト先に観に来たら、家に帰って喧嘩が始まるかも知れないのに。でも、それだけ母親の事が好きという事でしょうね。
美魔女のアラフォー伝説!?本当にオススメだよ!
思春期真っ只中の慎くんは彩乃さんの少しの仕草でもドキドキしてしまうのですが、自分が中学生時代の頃を思い出すと慎くんと同じだったかなぁ~と懐かしくも思います。あの頃の綺麗な心はきっと燃えるゴミに出してしまったのか、すっかり無くなってしまいましたが、読んでいて「うんうん!」と思う部分もあるので、オススメですね。
最終巻の2巻では「こういう理由で終わりなのか!?!?」と笑ってしまうので、気になった方は是非とも購入してみてくださいね!