人間が知らない生き方
「生物」がキライという人はきっと少ないと思う。犬派だったり猫派だったり鳥派だった。ハムスターやイルカ、ペンギン、魚。水族館や動物園などにお金を出して観に行く人が多いという事はそういう事だと思います。
以前にも動物に関する本で面白い本をご紹介しました。
以前紹介した「ざんねんないきもの事典」という本があるのですが、こちらは可愛いイラストが大人から子供まで楽しめる本だと思うのですが今回ご紹介する本は、どちらかと言えば「大人向け」の本と言って良いと思います。
それが今回ご紹介する「LIFE-人間が知らない生き方-」という本。イラストもあるのですが漢字に振仮名が無いので、幼い子供には早いようです。では、どんな本なのか早速ご紹介したいと思います。
例えばパンダのお話
私達が想像しているパンダというのは動物園で転がっていたり、笹を食べていたり。そういったパンダを想像すると思います。実際私も観に行って、触ったことがあるのですが、想像していたよりも毛が固く。フワフワのイメージよりもタワシの感触に近いような気がしました。
パンダというのは「保護対象」となっているのですが野生のパンダというのは1800頭しかいない。その為、交尾する為には中国からパンダをレンタルする必要性があります。
しかしパンダというのはオス同士がメスの為に戦っても、メスは気に入らなければ駄目という少し珍しい動物なのです。
またパンダというのは「笹」をよく食べていますが、パンダは「熊科」の動物。皆さんが想像している熊は何を食べているか想像して欲しいです。
そうパンダも実は「肉食」で笹は消化されないのです。それでもなぜ笹を食べるのかは、まだ不明で笹が枯れてしまった年には多くのパンダが餓死したと言われています。
「笹しか食べない」という拘りは「自身を餓死させる程」に強いという事。人間でも「無理なダイエットをする人」がいますが、あまりにもタンパク質や糖質を摂取しないと「栄養失調」などで倒れてしまいます。
LIFE-人間が知らない生き方-のオススメポイント
この本のおすすめポイントというのは、動物たちの性格を人間に例えて紹介している所。例えばキリンは見た目は大人しい性格と思われていますが、実はアフリカでは1位、2位を争うほど強い生物だと書かれています。
昔テレビでキリンがライオンを蹴っていたシーンを観たことがありますが、この本に書かれている通り、ライオンが吹っ飛んだのを観たことがあります。
キリンの鳴き声なども紹介されていますが「モー」という事を初めて知りました。その後に「見た目は、その人のほんの一部分にすぎない」と書かれています。
人間でも見た目は優しそうな性格な人が、怒りぽかったり。そういった見た目とのギャップがあるので「見た目だけで判断してはいけない」という事を言いたいのでしょう。
こういった動物の性格などを紹介する上で人に例えるというのは、非常に読んでいて解りやすいと思った。様々な動物の「癖」が解ったような気がして楽しく読めましたね。
明日からでも披露したくなるような話しが沢山!
こういった動物の豆知識というのは飲み会や会社などで披露しても喜ばれるものだと思いました。マニアックな知識よりも「動物」というテーマで話す事が出来るので、男女関係なく披露出来るのがこの本の面白い所ですね。
また今まで関心が無かった動物との以外な共通点があったりと「あれ?実は私は◯◯の動物と似ているかも」と読んでいて思う瞬間もあると思います。そういった楽しみ方もこの本の良いポイントだと思います。
「大人向け」と本ですが使ってある漢字などは中学生までの漢字が多いので、小さいお子さん以外の方は読むことが出来そうです。「動物」に関心がある人は是非読んでみてくださいね!