生物の進化の不思議が学べる本!
今もなお新しい新種が発見され私達が住んでいる地球に何種類の生物がいるのか、その詳しい数字が解らないというのは実にロマン溢れる事だと思います。この「ざんねんないきもの事典」を最初書店で見た時に購入するか悩み、次回書店に来た際にまだ欲しいという気持ちがあれば購入しようと思っていたのですが先日書店に行くと、やはりまだ欲しいという気持ちがあったので購入しました。
内容は生きる上で進化した動物の話が載っているのですが、それが実に面白い。
- 第一章:ちょっぴり進化の話
- 第二章:ざんねんな体
- 第三章:ざんねんな生き方
- 第四章:ざんねんな能力
全四章175ページの本なのですが動物が進化するというのはどういう事なのか。そういった疑問がページの最初に書いてあるのですが例で載っているのは「キリン」。
昔は足が長く速い動物でしたが、首が短く座った状態で水を飲んでいたので他の動物に襲われやすかったそうです。そこで進化したのは現在のキリンのように首が長い子供が生まれ水が飲みやすい現在のキリンが生き残ったと書いてあります。では、他の動物はどうなのだろうか?これは読みたくなりますよね。少しご紹介したいと思います。
可愛いイラストでお子さんと一緒に学べる!
まずイラストが可愛く漢字に振仮名が書いてあるので子供でも読みやすい。しかも内容は子供向けという訳でもなく子供から大人まで楽しめる内容となっているのが好印象です。なぜあの動物は絶滅したのか、そして今の動物が生き残ったのはなぜか。それを学べる本というのは面白いですよね。
上記のように「ザニガニは食べ物で体の色が変わる」という事はこの本で知りました。生物が好きでも「なぜザニガニの色が違うのだろうか」という事を調べる人は少ないと思います。身近な生物の実態や疑問がこの1冊を見た後には「あの動物は◯◯なんだな」と豆知識が増えたみたいで嬉しい気持ちになりますよ。
お子さんがいる家庭なら尚、オススメ!
可愛いイラストがあるのでお子さんがいる家庭なら一緒に読むと尚、楽しい事だと思います。子供と一緒に大人まで楽しめる本というのは少ないのでこの本は是非買ってみて欲しいですね。大人の人もちょっとしたお酒の席に「知ってた?あの動物はね・・」と豆知識として披露する事が出来るので話のネタとして読んでおくのも良いかも知れません。購入する際に悩んでいましたが、やはり購入して良かったです。書店で見かけた際は是非、見てみてくださいね!