宿場そばの「茶そばセット」を食べてきました
国道1号線沿いにある「名代手打ち 宿場そば」と「草津名物 うばがもち」の2つは滋賀県民の人で知らない人はいないと言えるほど有名な場所と言えます。休日になると観光の人や旅行に来た家族などで賑わっている人気店と言えます。
お店の前には昔からある水車が回っています。私の記憶が正しければもう20年以上来ていないのではないでしょうか。子供の時には年越しそばを食べに「宿場そば」を食べに連れて行って貰ったのですが、いつからかうちの家の風習から消えていました。
駐車場も広く、座席数も多いので家族向けと言えますね。平日はサラリーマンの方などで賑わっています。メニューはお蕎麦系が中心で丼系やうな重、この時期は「うばが氷」というのも期間限定で販売しています。
その中から私が注文したのは「期間限定 茶そばセット」を注文してきたので早速感想・レビューを書いていきたいと思います。
ボリューム満点で大満足の茶そば!
茶そばセットのこのボリューム。茶そば、ご飯、天ぷら、ポテトサラダ、温泉卵。写真だけでも解る通りお腹いっぱいになりそうなボリュームですね。
ご飯の量もお茶碗一杯分でお蕎麦は何と2段分あります。これならお昼時にお腹がペコペコになったサラリーマンの方でも満足出来るのではないでしょうか。
茶そばは期間限定で今の時期だけかも知れませんが、宿場そばの茶そばは風味よりも、喉越しが良いと感じました。お蕎麦は少し硬めなのですが「お蕎麦を食べている」という歯ごたえと食感が良いですね。
天ぷらは文句なしに美味しいです。ご飯とお蕎麦で量が少なく見えてしまう天ぷらですが実際に食べてみるとエビ、ナス、かぼちゃ、大葉と4種類あり1つ1つが大きいので、こちらもボリュームがあります。今回の茶そばセットは「普段からボリュームがあるものを食べている」という人にオススメします。
滋賀県のお土産に人気「うばがもち」
「うばがもち?」となる人も多いかも知れませんが、その歴史はとても古いです。北斎の浮世絵や各所図会にも描かれているほど滋賀県のうばがもちは人気でした。
東海道と中山道の分岐点であった滋賀県草津宿は皆、このうばがもちを買っていたそうです。味はとてもシンプルで滋賀県産のお米と甘さを控えた餡に白餡と山芋を練ったものがのっています。やはり、うばがもちの美味しさは餡ではないでしょうか。
こし餡よりも更に滑らかで、口に入れた瞬間に溶けるように無くなっていく食感はついつい1個、2個と進んでしまうほど美味しいです。昔から愛される理由が解りますね。
滋賀県に来られた際にはお土産に是非買ってみてください!
うばがもちは滋賀県に住んでいる人で「自分の為に買ってる」という人は少ないですが「お土産に持っていってあげよう」という人はとても多い商品です。400年という歴史がある人気商品なので「長年信用されている商品なので安心」という考えもあるかも知れませんね。
「瀬田へ廻ろうか矢橋へ下ろうか、比処が思案のうばがもち」
この言葉と共に「うばがもち」は人気の商品となったと言われています。旅人にとってうばがもちは人気商品だったと共に癒やしだったかも知れませんね。
うばがもち本店と宿場そばは国道1号線沿いにあります。草津駅より徒歩15分。車で行かれる際には栗東ICより5分となっています。「琵琶湖博物館」や「矢橋帰帆島公園」「太田酒造」「水生植物公園みずの森」など観光地も沢山あるので、帰りにでも寄ってみてくださいね。
住所:滋賀県草津市大路2丁目13番19号
TEL:077-566-2580
定休日:無し