先日は地域のお祭りでした
地域のお祭りと言っても老人ホームの駐車場で行っている小さなお祭りなのですが、引っ越してきてから2度目の参加となります。以前住んでいた場所とは車で3分程度しか変わらないのですが、3分も違えば参加するお祭りも違います。
以前住んでいた地域というのは変わっていて簡単に言えば3つの地域に分かれているのです。下、中、上と解りやすく言えばこの3通り。しかし田舎というのは時に残酷で下、中の間に私が住んでいた地域があったのですがこの地域の子供は祭りに参加出来ないという変なルールなのがありました。
「参加出来ない」のではなく「参加したいのに買えない」が正しいのでしょうか。その地域の子供しかお祭りの商品を買えないような食券を用意していたので3つの地域のどれも参加していない子供生活を過ごしていた為に「地域のお祭りに参加する」というのはこの歳になって新鮮なものに感じます。
このお祭りは他の地域の方でも楽しめるように食券を誰でも購入出来るようになっていて子供~お年寄りまで解りやすいシステムとなっています。こういったお祭りというのは私だけかも知れませんが、何歳になっても楽しい。
さすが地域のお祭り!でも、そこが良い。
地域のお祭りという事で屋台も10個ほどしか無く「からあげ」や「かき氷」、「焼きそば」、「チジミ」、「餃子」などビールが飲みたくなるようなラインナップですが、そこはノンアルビールでいただきました。特に「からあげ」が美味しかったのですが、お店の人に「これめっちゃ美味しい!どうやって作ってるの?」と聞いたところ。
味の素の冷凍唐揚げやで
まじか!!!!
あの桜井くんが凄く美味しそうに食べたやつか。冷凍食品は進化しているとは聞いていたけど、凄く美味しい。味の素さん凄いですよ。
餃子も綺麗に焼きあがってるので、もしかしてこれもなのか・・・と思って同じことを聞いてみると。
味の素の冷凍餃子やで
まじか!!!!
なんだよ。ちょっと凄く欲しくなってきたじゃないか。
お祭りの雰囲気もあるかも知れないけど、凄く美味しい。それと包み隠さず「味の素の~」と話してくれたオバちゃんが結構好きです。
こういうお祭りって減ってきているのが寂しい
地域の大きなお祭りは無くらないかも知れないが小さなお祭りは徐々に減ってきているように思えます。それは地域の人からしても凄く寂しいんじゃないかな。
今回のお祭りで歌謡曲を歌ったりしたのですが、隣に座っていたお婆ちゃんが80歳を過ぎているような話しをしていましたが一緒に「高校3年生」や「川の流れのように」など懐かしい歌を歌いましたよ。
お婆ちゃんが「よくこんな昔の歌知ってるね~」と言うので「趣味で結構昔の歌も聞いているんです」と言うと「こうやって若い人が昔の歌を知ってくれていると嬉しいね」というお婆さんの言葉が何だか嬉しかったです。
そういった空間って何だか良いなと思った。見ず知らずの人と楽しく一緒に過ごすことが出来る数少ない場所だと思いますね。もし後10年後も同じ場所で、同じようにお祭りが続けている事を願いながら今年のお祭りは終わりを迎えました。