最近「無人」って寂しいと思った
世の中本当に便利になってきていると思う。この間も回転寿司屋さんに行くとペッパーくんが元気よく「いらっしゃいませ」と言ってくれるのは何か嬉しい。子供とかがよくペッパーくんを使って遊んでいる光景を見ると「自分が子供時代はあんな風なロボットが誕生するとは思わなかったなぁ~」と思った。
勿論、その後は店員さんが「いらっしゃいませ」と言ってくれるのですが世の中が便利になってきている反面、何か寂しいなと思ってしまう部分もある。例えば回転寿司に行けば注文はタブレットなどの専用端末で注文するようになっています。
これが凄く楽でワンタッチで何でも注文出来てしまうのでポンポン注文してしまう。店員さんも他の作業に集中出来、お客さんもわざわざ店員さんを呼ばずに済むというまさに一石二鳥なのです。
お会計の時はさすがに店員さんが来てくれますが、時代が更に進むと店員さんが必要最低限しかいないようなお店になるかも知れません。
それって寂しくない!?
近くのSEIYUに行くと無人レジが並んでいて、レジを並びたくないという人は無人レジを利用するのですが、これって何だか寂しいような気がする。個人的に店員さんと仲良くなろう!と思いながら買い物している訳ではないですが、何か他愛もない会話をする店員さんは数人います。
でも、それって結構嬉しいですよ。「またあそこで買い物しよう」と思えますし店員さんが「今日はこれがオススメですよ」と教えてくれるので、ちょっと得した気分になったりもする。
1秒でも早く帰りたいという人には向いているかも知れませんが、店員さんと触れ合う事を楽しみにしている高齢者もいる訳で「完全無人店舗」とまではいきませんが、今後それに近いお店も登場してくるでしょう。それってやはり寂しいような気がする。
そもそも「無人レジ」のメリットは何なのだろうか?
無人レジのメリットとして上げられているのが「時短」「楽」というのは解ります。しかも袋詰めも自動になるかも知れないという。それは確かに楽ですね。お会計の早さは店員さんにもよりますし「自分でやったほうが早い!」と思えるほど遅い店員さんもいる。「買い物を早く終わらせ1秒でも家に帰りたい」という人は良いかも知れないです。
また「レジ係」という雇用にかかるコストを削減出来るというメリットもあるようですが、これは導入時に高費用になるので長期的に見ると「メリット」のようですが大型店舗などのお金があるお店に限るといった所でしょうか。
お店に行くならば多少なり人と触れ合うって大事だと思う
そんな事を思ったのは商店街に行き喋っていたのですが「無人のレジは何だか気持ち悪い」という話を聞いたので書いてみました。
私は思いませんが高齢者の人は「ちゃんと会計出来ているのか」「やはり人にやってもらう方が落ち着く」と思うらしく、商店街の人も同じことを言っていました。もし仮に自分が高齢者になった時に世の中がどうなっているか解りませんが「効率重視・機械任せ」というお店はちょっと行きにくいかな。
人と触れ合うのって普段何気なく買い物している時には気づかないけど、大事な事なんだなと改めて思いましたよ。(終)