Fate stay night 映画アニメ2作目
PCゲームから始まったFate stay nightシリーズです。現在ではアニメ、テレビゲーム、スマートフォンアプリなど様々なジャンルで未だに人気が高い作品となっているのですがついに劇場版が公開されました。
2014年に制作が発表され待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。私はアニメから知り原作ゲームをプレイする程ハマッた作品なのですが勿論、今作の劇場は観に行ってきました。
今回のStay nightは「桜ルート」という事で間桐桜がメインとなっていて、全3部作構成となっています。どのように展開していくのは原作をプレイした事がある人であれば少し解るかも知れません。さて、ストーリーですが。
あらゆる願いをかなえる「聖杯」をめぐり、魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が争いを繰り広げた「聖杯戦争」から10年。冬木市で再び聖杯戦争が始まる。前回の聖杯戦争を戦った衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は、切嗣の遺志を継いで戦うことを決意し、そんな士郎のそばには、彼を慕う少女・間桐桜がいた。聖杯戦争が始まったことで冬木市内には不穏な空気が流れ、士郎は桜を自宅に招き入れるのだが……。(映画.com引用)
第一部がどのように仕上がっているのか。その点を含めて解説していきたいと思います。
須藤智則×奈須きのこという安心のコラボ
今回の監督を努めたのは須藤智則監督。奈須きのこの別作品になりますが「空の境界」は凄く好きで原作、DVDをすべて購入しました。そして「Fate Zero」でキャラデザ、「Fate stay night Unlimited Blade Works」ではキャラデザ、総監督と「須藤智則×奈須きのこ」というコラボは非常に安心して観れました。
勿論ゲームに忠実という事ではなく、むしろ大幅に修正されている部分が多数あるのですが違和感がなく、映画を観終わった後では「劇場版の方が好きだ」と思えるシーンが多数あったのは観ていて嬉しい気持ちになった。
圧倒的映像美と迫力
ランサーとアサシン(真アサシン)の戦闘は今回の劇場版では誰もが目を離すことが出来ない作品だったのではないでしょうか。
勿論テレビで公開された第二作目となる「Fate Stay night Unlimited Blade Works」も前作から9年経過している為、新しいFate stay nightシリーズに当時は感動を覚えましたが、今作はそれ以上かも知れない。
劇場ならではの大画面。立体感のある音響。そしてそれに負けない程細かく描かれている映像美。その他、家の中にある小物1つ取っても「美しい」と思える作品は流石だと思いました。
過去のアニメシリーズを観ていた方が”更に”楽しめる
今作を観た後、過去のアニメシリーズを観ても良いですが私は「過去の作品を観ていた方が更に楽しめる」と感じました。
今作の劇場版は大まかな部分は説明しているので「聖杯戦争」「サーヴァント」「マスター」などの用語は解る事だと思います。しかしアニメ版を観た後だとより一層詳しく理解出来るので映画の冒頭からワクワクしながら観る事が出来ます。
「劇場版からFate stay nightシリーズを初めて観る」という人はこの後「Fate stey night(セイバールート)」を観る事をオススメします。
グッツ関連が見事に全滅した作品
私のブログでは通常パンフレット紹介などは最後に書くのですが、今作は限定パンフレットと通常パンフレットが存在します。劇場公開された3日後の月曜日に行ったのですがパンフレットは通常版が「あと僅か」。そしてグッツは見事に全滅でした。
パンフレットが手に入らなかったのは「シン・ゴジラ」以来でしょうか。ヤフオクやメルカリで調べてみると見事に転売目的で買われた雰囲気があるので純粋に映画を観て商品が欲しかった人は寂しい気持ちになったかも知れませんね。
第二章は2018年公開予定!!今から楽しみだ!
第二章は2018年公開と映画最後に予告編が流れましたね。桜ルートは後半になるにつれ他のストーリーとは異なり少しダークな雰囲気になるので、それをどのように変化させてくるのか今から非常に楽しみです。
私は原作、アニメと好きですが一言で書くのであれば「この映画は劇場で観た方が良い」という事。勿論テレビの液晶モニターで観るのもキレイでしょうが、あの巨大なスクリーンであれだけ美しいと思える今作は是非劇場で観て貰いたいですね。個人的に大満足出来る映画に仕上がっていたと思います。
これにて映画「Fate stay night Heaven's Feel I presage flower」を観てきた感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂き有難うございました。
(今週は猿の惑星:聖戦記も観ました!)