ついにスカイウォーカーの歴史に幕を閉じる
1977年に公開されたエピソード4。今作で9作目となるスターウォーズシリーズも、ついに最終章となりました。
これで長きにわたるスカイウォーカー一家の歴史に幕を閉じるという内容ですがアメリカの評価「ロッテン・トマト」では批判的な声の方が多いようです。しかしずっとスターウォーズという作品を見続けてきた私としては全く関係ない。
むしろ、批判的な声が多い方が「なぜ批判的な声が多いのか?」という好奇心が出てきた程です。それだけ批判的な声がなぜ多いのか。その点について少し触れながら早速感想とレビューを書いていきたいと思います。
長きに渡るスカイウォーカー一族の幕、そしてレイの出生の秘密
エピソード7から始まり、全3部作も今作で終わりとなりましたが個人的評価は100点満点中60点という感想でしょうか。やはり良かったと思う点は従来のスターウォーズらしいSFらしさとアクション。細かく作成されたセットとCGなどは観ていて非常にワクワクしました。またレイア姫姿のキャリー・フィッシャーがアーカイブ出演にしても、また姿を見れた事。これが個人的に嬉しい点でした。
スターウォーズシリーズに欠かせない「シス」や「デス・スター」などのキーワードが登場し歴代スターウォーズを見ていた人は「ここでその設定が出てくるのか」と映画を見ながら思ったかも知れません。特にレイの出生の秘密は非常に驚かされました。だからカイロ・レンはレイを仲間に引き入れようとしていたのか.....。
悪かった点を書けば2015年公開された「フォースの覚醒」から始まり「最後のジェダイ」「スカイウォーカーの夜明け」と視聴した訳ですが個人的には2部作で完結出来た内容だったような気がします。フィナーレ自体は良かったのですが、フィナーレの直前の”キスシーン”だけは別にいらなかったような。そのシーンがある無しでは最後の感情移入がまた変わっていたと思うので、それが少し残念ですね。
アナキン・スカイウォーカーから始まりルーク・スカイウォーカー、そして今回の「スカイウォーカー」。まさに”終わりの始まり”というラストでしたが、この点も賛否両論のような気がします。上記の文章だけ読むとマイナス部分が少なく「じゃ~70点か」と言われれば「いや、あの映画は60点でもかなりいい点だと思う」というのが素直な感想です。スターウォーズのコアなファンは今作をどう見るか解りませんが、私としては今回の3部作は従来の3部作と違いBDで購入して何度も見ようという作品では無いような気がしました。
また新しい3部作も製作中との噂もあるが一旦幕は閉じられた
金曜日に公開され真っ先に限定版のパンフレットを入手したので私個人的にはそれだけで満足出来たのですが、映画の内容としては良かった・悪かったが半々なので何とも言えないですね。映画館を観た限り本日公開された「僕のヒーローアカデミア The MOVE ヒーローズライジング」とお客さんは同じ程でしょうか。ただ劇場公開数、長期的に見るとスカイウォーカーの夜明けの方が興行収入は断トツ勝ちそうですね。
今から見に行こうかと悩んでいる人はレビューなどで迷うより、とりあえず自分で見ることをオススメします。エピソード7~9の中で一番今作が酷かったという人もいれば、一番良かったと書く人もいるので本当に賛否両論分れる作品だと思います。私は”今作が一番良かった”と思った人なので参考程度に読んでいただけると幸いです。