あれだけ予告で流れていてもやるのか映画泥棒
ここ2年程は週に1回、2回と映画館に行き、このブログでも映画レビューをしているのですが、ついに映画泥棒と遭遇したのでその話を書いていきたいと思います。
前提に映画泥棒というのはどういった罪になるのか。映画冒頭でも「撮影・録音は犯罪です」と何度も聞かされているのですが「著作権法30条1項の適用除外(第4条)」となります。この著作権法30条4条の除外という点に注目して欲しいのですが、4条には以下のように書かれています。
- 公表された著作物は、著作物の録音、録画その他の利用に係る技術の開発又は実用化のための試験の用に供する場合には、その必要と認められる限度において、利用することができる。(wiki参照)
この項目の「除外」なので映画館での映画は私的目的であっても原則として刑事罰(10年以下の懲役もしくは1000万円の罰金またはこれらの併科となる)と書かれています。著作権法が厳しくなってきている時代に「まさか・・・」と思っていたのですが、遭遇してしまったので、その経緯について書いていきたいと思います。
先日のアラジンでの上映中にそれが起きた!対処法なども書く
先日、話題となっているアラジンを観てきた際の事。
私は後ろの席で映画を観ていたのですが数列前に座っているカップルの動きがどうも怪しく、映画を見ながら見ていたのですが彼女のほうがスマホで何やら撮影しているような雰囲気があり、確信では無かったので様子見していたのですがラストで静止画を撮影したのがハッキリ見えたので、これは「映画泥棒だ!」と確信に変わりました。
映画を観ている人であれば上映前に「NO MORE 映画泥棒」を観たことがあると思いますが、それでもまだこんな人がいるとは。
エンディングが始まり、まだ動く様子は無かったので一番最初に出ていき、最寄りの店員に「ちょっと前から○列目のカップルが撮影していたようなのですが」と報告すると、やはり度々そういった問題があるからか「解りました、対処します」と数人スタッフが入り口で待ち、問題のカップルが出てきた所で確保していました。
そういった問題が起きた時にすぐ動いてくださった映画館スタッフの方には感謝ですね。観ている人からすると1人でもそういったマナーというよりは犯罪ですが、気持ち良いものではありませんから。
最近、映画館でのマナーについて感じること
やはり映画泥棒は犯罪なので確信した時点で早めに店員に言う事が大事だと今回の事で解りました。「撮影は犯罪」という考えよりも「SNSに投稿しなければ解らない」という意識の低さが今回招いた結果でしょうが、最近になって映画館でのマナーが少し悪いのかな。という印象があります。
今年に入ってからマナーが悪いと思う人が多くなったと感じるのですが、映画を観る人が増えた分マナーが悪い人が目立つようになった。というのが私の考えです。前の座席に足を乗せたり、上映中に携帯を開いたり。「一瞬だけ」「楽だから」と思うかも知れませんが、他の人はその行為によって面白かった映画でも「こんな人いたな」という印象が残ってしまうので、それが非常に残念です。
5月冒頭にもタレントの中川翔子が前に座っている観客とトラブルになったとニュースになりました。他の観客から誤解を受け、いきなりジュースをかけられたとか。このニュースでジュースをかける人というのは問題外なのですが、そういったニュースが流れるというのは映画好きからすれば悲しいです。
NO MORE 映画泥棒を気づいたら通報!!絶対に許しちゃ駄目。
私は店員さんに通報しましたが「ま、自分には関係無いから良いや」と思う人が中にはいるかも知れません。しかし後々問題になり「映画上映前にスマホを預かります」と後々なるかも知れない。1回観るのに1000円~3400円払っているので、観ている人も映画を制作した人も「無料ではない」という事を頭に置いておいて欲しい。
今回は「映画泥棒と遭遇した」という記事ですが、皆さんも遭遇した時は通報するようにしましょう!
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