ディズニーが「ダンボ」を実写映画化
ダンボと言えば1941年にディズニーがアニメを制作し、約80年経った今でも感動出来る作品として人気ですがティム・バートン監督がダンボを実写映画化しました。
ただ公開された1941年のアニメ通りに実写映画化してしまうと今では表現が難しい用語も沢山あるので、どのようなストーリーにするのか気になっていましたがティム・バートン監督が選んだのは「親子愛」。
昔アニメで見たことがある子供や両親、すべての大人の人に私が言えるのは今作のダンボは今までとは違った全く新しいダンボだという事。原作が好きな人でも今作のダンボを観れば「ディズニーはやはり凄いな」と思う事だと思います。
今年には「ライオンキング」「アラジン」と実写映画化に力を入れているディズニーが制作したダンボ。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。
耳が長いゾウが生まれ不気味がる大人と優しくする子供
アニメではティモシーという鼓笛隊の格好をしたネズミが登場しダンボのマネージャーとして動く事となるのですが、今作ではサーカスに関わる子供から大人までダンボを大切にし、ストーリーが進んでいく事となります。
ダンボの母親であるジャンボも登場し母親とダンボの「親子愛」も描かれていますが、これも原作とは少し違います。アニメのダンボでは飛ぶまで時間がかかりますが、実写映画では飛ぶ事に気づくのは冒頭です。
しかし飛ぶ事によって人間がダンボを見世物にしようと考え、ダンボと人間との間に溝が出来てしまうそうなシーンもありますがどのような展開になるのか。それが是非今作を観て確認して欲しいと思います。
親子愛はダンボだけではない!?
母と離れ離れになってしまったダンボが母親に会いたい気持ちを描いていますが、ダンボだけではありません。ニコ&フィンリーと父であるホルト。母親を亡くしてしまった事に寂しさを覚える子どもたちと、戦争に行っている間に愛する妻を亡くしたホルト。
「妻ならこんな時上手に相手をしてくれたのに」と子供との距離を縮められず、子どもたちはそんな父が母を亡くした事により悲しんでいる事を知っているが、接し方が解らずにいる。ダンボと出会う事によって人間側も「親子」の絆が深まっていく様子は上手に描かれていると思いました。
最初は違和感を感じたダンボだが可愛く思えてくる
今回のダンボは勿論CGで作成されているのですが、最初は違和感を覚えたダンボだが段々となれてくる。むしろリズムにのって体が動いているシーンは私のお気に入りになるほど可愛いと思えました。
実はダンボを制作する際に生まれたばかりの時とドリームランド行く時とでは慎重が若干ですが変わっています。見た目も同じ赤ちゃんゾウなのですが毛が生えてきたりと、細かく見れば非常に面白いと思いました。ダンボが飛ぶシーンにしても常に耳を動かしているのではなく、しっかり物理に従った動きをしていたのはVFX制作陣のこだわりを感じつ事が出来ました。
この映画の肝となるのは「ダンボをCGとして感じるか」これだけ。
結論を書けば冒頭は「やはりCGだな」という感想を持っても良いですが、途中から私はダンボという存在が実写シーンと違和感無く存在しているように見えたので、そうなれば成功だと思います。
ただすべての人が同じように感じる事は無く最後までダンボがCGで気持ち悪いと感じた人には残念な映画に思えたのではないでしょうか。今年公開される「ライオンキング」「アラジン」にも同じことが言えるのですがCGに違和感を持った人は残念な結果になると思います。私は最後ダンボが滝の側を飛ぶシーンで体が濡れるのですが、あのシーンの技術力は凄いと関心しました。そういった楽しみ方もあるので、興味がある人は是非観てみてください。
パンフレットでは各キャスト陣のコメントや撮影秘話などが描かれています。ディズニーらしい多いコンテンツ内容なので映画を観終わった後、是非購入して読んでみてください。これにて映画「ダンボ」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうござました。
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