近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】パイレーツオブカリビアン 最後の海賊を観てきた感想とレビューを書いていきます-前作「生命の泉」よりは面白かった-

パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ5作目となる「最後の海賊」

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パイレーツ・オブ・カリビアンもついにシリーズ5作目となる「最後の海賊」が公開されました。少し遅くなりましたが、観てきたので感想を書いていきたいと思います。

 孤高の海賊ジャック・スパロウと、ジャックへの復讐に燃える「海の死神」サラザールの因縁の対決を軸に、かつてジャックと冒険したウィル・ターナーとその息子ヘンリー、孤独な天文学者カリーナ、ジャックの宿敵バルボッサらの運命が交錯する。ジャック・スパロウに恨みを持つ「海の死神」サラザールが、魔の三角海域から解き放たれた。サラザールの復讐を阻止するには、「最後の海賊」だけが見つけ出せるという秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れなければならない。一方、10年に1度しか陸に上がれない呪いをかけられたウィルの息子ヘンリーは、ポセイドンの槍を手に入れて父の呪いを解こうとジャックに近づく。(映画.com引用)

 個人的には前作である「生命の泉」はあまり面白いとは思わなかった。それは3部作が成功しジョニーデップの要望から4部作目が決定となりましたが、3作品目である「ワールドエンド」が綺麗に終わっていただけに4部作はモヤモヤとした感覚になってしまった。

 

今作の「最後の海賊」では3部作のキャストが再集結しているというだけに期待して観てきました。では、早速感想を書いていきたいと思います。

 

5作目にして原点復帰と言える作品に仕上がっている

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ワールドエンドでウィルがジョーンズの心臓を刺した事によってフライング・ダッチマン号の船長となったが、その父親の呪いを解放しようとウィルの子供であるヘンリー・ターナーの姿が映画の冒頭でみれますがパイレーツ・オブ・カリビアンは勿論、ジャック・スパロウあっての映画ですがヘクター・バルボッサウィリアム・ターナーエリザベス・スワンと3部作で人気があったキャラが出ないというのは少し寂しい。

 

今作でキャストが再集結し3部作の主要キャラが集合するのですが「これでこそパイレーツ・オブ・カリビアン」と思わせる作品になっていると思う。

 

過去のシリーズをまた見返したくなる作品となっている

今作の映画を観ると過去の作品を一気に見返したくなる完成度となっている。

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パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズはもともとディズニーランドにある「カリブの海賊」の実写映画から生まれた作品であり5作品目になって原点回帰となっている理由としてアトラクションの最後にガイコツが「Dead men tell no tales(死人に口なし」と言っているのですが、実はシリーズ1でもこのセリフが登場します。

 

この言葉は言葉が離せない船員であるコットンが飼ってたオウムがこの言葉を口にしています。また今作ではサラザールがこの言葉を使うなど「カリブの海賊」や「呪われた海賊たち」を思わせる部分があり、とても面白いと思った。

 

そして今作でも「呪い」が登場しますがシリーズを通して「呪い」は欠かせないものとなっている。1作めではバルボッサがアステカの金貨に手をだした事により不死に。2作目、3作目とカリプソへの呪いとしてデイヴィ・ジョーンズが登場し、最後はその呪いをウィルが受けてしまう。4作目では死の宣告を受けた黒ひげ生命の泉を探したりと、やはり呪いは欠かせない。

 

今作も生きる亡霊と化したサイレントメアリー号の船長と船員たち。そしてウィルのフライング・ダッチマン号など「呪い」がテーマとなっている。

 

米国では評価が低いが解らない事もない

米国では「呪われた海賊たち」に次ぐシリーズ2番めに低い興行収入となっていますが、その理由も解らなくはないと思った。

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ストーリーは良かったですが「戦闘」となると迫力はイマイチだったと思う。それは制作費2億3000万ドルとシリーズでは3番目に低いのは、少し弱きになっているのではないかと思った。実際に迫力あるCGが沢山使われていますがシリーズを通して「何か観たことある」と思うシーンがいくつか登場している。

 

ただ全世界では7億1200万ドルを突破し「呪われた海賊たち」を超えた事は安心出来るのではないでしょうか。

 

ストーリーはとても優秀!観て損はないと思った

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米国の評価はどうあれストーリーは優秀だと思います。上記でも書きましたが「これがパイレーツ・オブ・カリビアンだな」と観終わった後に思えたのは3部作と繋がりがあるからではないだろうか。

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パンフレットも通常の映画よりも力が入っていると思います。ボリュームもあり読み応えがあるパンフレットというのは珍しいですね。主要キャストのインタビューや「最後の海賊」の注目すべきワンポイントまで。映画を見終わった後に「なるほど!」と思える内容でした。

 

今作のタイトルが「最後の海賊」となっていますが原題が「Dead Men Tell Tales(死人に口なし」なので「最後の作品」という訳ではないです。ディズニーから6作目もあるとキャスト陣が聞いているそうなので、まだパイレーツ・オブ・カリビアンは続きそうですね。今作の「最後の海賊」のラストでは次はウィルとエリザベスがメインとなる雰囲気で終わっているので、非常に楽しみです。これにて「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のレビューと感想を終わりたいと思います。