近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【文章力UP講座】2020年決定版!「これを読めばどんな人でも文章力がアップする方法」を書いてみようと思います

そもそも「文章力」とは何なのだろうか?

文章力を上げたいという人がいますがそもそも文章力とは一体何なのだろうか。私が思うに文章力とは伝えたい事がハッキリと伝える文章を書ける能力だと思っています。英語で言うなれば「5W1H」。日本語なら「起承転結」。

 

ただ「5W1H」や「起承転結」と聞くと難しいように身構えてしまうのは学生時代に「起承転結はどんなのだろうか?」という勉強が苦手だった人に多いのではないでしょうか。しかし私生活で会話する際に「起承転結」「5W1H」を気をつけて話している人はいないですよね?

5W1Hの例

 

先日、私は東京に打ち合わせの為に新幹線で行きました。

Who:私

What:行きました

When:先日

Where:東京に

Why:打ち合わせのため

How:新幹線で

 このように考えればとても簡単に思えませんか?もう1つ例を書きます。

起承転結の例

 

:桃から桃太郎が生まれた

:鬼ヶ島で鬼が暴れているので退治するため仲間を集めた

:鬼ヶ島に乗り込み、鬼を退治した

:財宝をもって村へ帰った 

 有名な「桃太郎」のお話ですが起承転結で表すのであれば上記の内容になるでしょう。文章が苦手な人というのは「文章を難しいもの」というイメージが付いてしまっているのです。その点について詳しく書いてみようと思います。

文章が難しいと思っている人の例

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上記にまとめてみましたが、文章が苦手だと言っている人の話しや記事を読んでみると上記の事がよく耳にします。しかし上の4つの言葉を見て1つ共通点があるのに気が付きませんか?それは「思い込み」です。「自分には出来ない」という思い込みが苦手意識を高めているように感じます。どんな物事もそうなのですがマイナス方向への思い込みは上達するどころか、悪い方向へと進んでしまいます。それをまず治すこと。

 

後は「上手な人の文章を見て真似をしろ」という人がいますが私は間違いだと思っています。上手な文章を見る事は大事ですが「真似をする」ではなく「参考にしろ」が正しい。文章内容を参考にするのではなく、文章を流れを見て感じること。

 

最近多いのが文章に「個性」が無くなって「誰かの真似をしてわけが解らなくなっている」人がとても多い。せっかく良い個性があったとしてもそれでは勿体無いですよ。自分なりの言葉を使って文章を書く事が自分へのプラスになる事を信じる事が大事。

 

文章が上手な人の例

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まず文章が上手な例の人は上記4つだと思います。とにかく文章が上手な人というのは文字に触れている時間が多い。ブログにしても読書にしても「文字を読んで、書く」という時間が人よりも多いため「この時はこういった文章の方が解りやすい」という事を直感的に解っています。

 

それは過去に書いた記事であったり、読んだ本で自然と良い言葉を頭の中で覚えています。ここで言えるのは文章が上手い人というのは、最初は誰もが自分の文章を作ったのではなく、長い時間をかけて自分の文章を育てたという事です。

 

なので「あの人の文章は面白い、マネしてみよう」と思って真似をして人が集まらないのはその人が書くからこそ面白い文章であって他人が書くと面白くない。自分なりの言葉を持っているというのはそういう事です。

 

具体的な数値や人物を入れるなどの工夫をしよう

ビジネス文章なら尚更の事ですが文章に数値を入れることによって説得力が全く変わります。例えば誰かを説得する際に自分の言葉ばかりを相手にぶつけるよりも「◯◯さんも言っていたよ」と具体的な人物を入れる方が説得力があがります。文章でも本で読んだ知識をダラダラ書くよりも簡潔に「◯◯も言っていたが私も同じ考えである」と書いた方が説得力がある。具体的な数値というのも。

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上記のように具体的な数値を入れる事により説得力が増します。またソース元として「日経新聞」と書くことによって読んだ人は「なるほど日経新聞が言っているか」と解りますよね。こういった工夫は大事です。

 

言葉には気をつけて書く癖を付ける

このご時世なので少しでも攻撃的であったり世間に反感を買うような文章を書くと一気に拡散されてしまいます。炎上目的であれば良いのですが炎上目的でない場合であれば言葉には注意して書くように心がけます。私はいつも説明の時に「ハリーポッター」を使うのですが画像を使って説明をすると。

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「ありがとう」「元気出して」「大丈夫」「心配いらない」そういった誰かを心配したり、感謝をする言葉というのは「良い魔法使い」だと思います。言葉1つで誰かを元気にしたり、慰めたり出来るというのは、まさに回復魔法ですよね。反対に。

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「アホ」「クズ」「死ね」「デブ」「じじい・ばばあ」こういった言葉というのは言われて嬉しいですか?少なくとも私は嬉しくないです。こういった言葉はときに刃よりも鋭く、心を攻撃するので治る事もありません。もし何気なく言葉を使っているのであれば「この文章で誰かが傷つくかも知れない」と考えながら書くこと。それだけでも文章は変わってきます。

 

(2019年12月9日更新)若者の文章力が低下しているという記事について

www.yomiuri.co.jp

読売新聞が先日投稿した記事。これについて感じた事をそのまま書いてみる。ここ数年になって『若者の国語力・文章力』という言葉をよく聞くようになりましたが、その原因をSNSなどが原因と書く人が多い。

 

私もその意見には賛成ですが、SNSが100%の原因というよりは『若者の文章に触れる機会が減ってきている』というのが正しいのかも知れないと感じます。ブログを書いている人、読んでいる人からすれば「文章に触れる機会が少ない」と感じる人が少ないでしょうが、実際に会う人で言葉・文章が苦手な人が多くなっていると思います。それは若者に限らず、幅広い年齢層で。

 

最近になって『若者の文章力』と言われますが”今の若者”と同じように昔から言われ続けている事であり結局は文章に触れる機会があるか無いかの違いだと思います。SNSがすべての悪だという記事が多かったので少し書いてみました。

 

文章は難しいものではない、実は誰もが上手なもの

文章とコミュニケーション能力というのは実は似ています。誰とも話さない人がコミュニケーション上手な訳もなく、文章も書かなければ上達する訳がない。ただ根っからコミュニケーションが苦手であったり文章が下手な人はいないと断言出来る。

 

思ったことを文章に書けないだけで、それを書けるように練習すれば誰でも書けるようになる。最初は見てくれる人がいなくとも、見てくれる人が増えてくれば段々と文章が楽しくなってくるのでまずは「続ける事」が大事です。

 

小説であっても、ブログであっても誰かに見て貰って評価される事によって文章力は上達すると私は考えます。

少し長くなってしまいましたが、今回はここまで。ご要望があればまた別の日にでももう少し書いてみたいと思います。