私はグリンピースが大嫌いだった
子供の頃食べれなかったものが大人になって食べれるようになる。というのはよくある話ですが、大人になって食べれないものも何個かありました。
その中でも昔から駄目だったのが「グリンピース」。しかし枝豆やサヤエンドウは好きなので、なぜかグリンピースだけが駄目というのは理由があります。
昔学校給食に出ていた豆ごはんが嫌いだった私は、嫌ながらも頑張って食べていたのですがある日の豆ごはんで蕁麻疹が出てしまった。病院に行ってみると感染系の蕁麻疹という診察結果を貰ったが、それ以後は完全にグリンピースが苦手になってしまった。
しかし現在の家に引っ越してきてから家庭菜園が出来るようになったので3年ほどトマトやキュウリ、ナス、レタス、ニラなど育てましたが「グリンピース」を育ててみたくなったので、育てる事に。今回はそんなお話をしていきたいと思います。
嫌いなものをあえて育てる事で好きになるのでは?という考え
グリンピースを育てるには10月や11月頃から種まきを初めて収穫が春頃になります。以前に「うすいえんどう」と呼ばれる種類を作ったことがありますが、エンドウ系を作った土は4年程、同じ種類は作成出来ないので、違う場所にエンドウ豆を植える事にします。
育てるのに虫や病気に弱い作物なので最初は育てるのが大変ですが、慣れると結構簡単なのがエンドウ系。しかし「嫌いな野菜をあえて育てる」という方法を思いついたのは、ある理由があります。一番は解りやすいのが「きゅうり」。
今でこそ普通に食べれますが、子供の頃はなぜか得意だった記憶がない。その”なぜか”が思い出せないまま育てて食べてみると理由がハッキリ解りました。
スーパーや市販で売られている野菜には「青臭さ」というのがあまり無いが、家で育てたキュウリは昔ながらの青臭さがハッキリ出ていた。しかし、嫌な青臭さというよりは「野菜の風味はこうだった」と懐かしさを覚えるものなので、これには正直感動しました。同じく、トマトやナスなども昔ながらの風味があり、癖があるのですが味は濃厚で美味しいのでこれまた更に好きな野菜に。
同じことをグリンピースにも言えるのでないだろうか。そんな理由で育てて、4月になり出来上がったグリンピースを食べてみたが、これが美味い。エンドウ系は収穫した瞬間から鮮度が落ちていくと言いますが畑で熟したものをすぐ食べると本当に甘いのだ。
昔嫌いだったグリンピースが今では食べれるようになる。昔の自分が聞くと驚くかも知れないが「自分で育てたものは何でも美味い」とよく解った瞬間だった。
大人になって”とりあえず食べてみる”を始めると新しい発見がある
大人になっても食べれないものが一個だけあるのですが、それは「パクチー」。あれだけは駄目でした。克服出来なかった事が残念ですが、最近になって食べれるようになったのは「フキノトウ」。春の山菜で知られる食材。これがずっと苦手でしたが、今年もチャレンジして何度か食べているうちに、いつの間にか食べれるようになりました。
フキノトウの独特な匂いが苦手だったのですが、あれは「フキノリド」という成分で胃腸の働きを良くしたりする効果があるようです。
フキノトウは流石に勝手に山に入り取る訳にはいかないので購入して食べましたが、食べられる野菜が増えてくると食が楽しくなってきます。上記の野菜もすべて家庭菜園で取れたものですが、葉野菜も味が濃くて美味い。
野菜が苦手。という人は簡単なトマトやネギから家庭菜園で育ててみる事をオススメします。どれもプランターで栽培出来るので少しのスペースがあれば誰でも簡単に出来るので、気になった方は是非チャレンジしてみましょう!
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