近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】佐藤健×高橋一生共演の「億男」を観てきた感想とレビューを書いていきます

ベストセラー小説を実写映画化!

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2014年に発売された映画監督でもある川村元気の「億男」が佐藤健×高橋一生共演で実写映画化となります。2015年に本屋大賞10位に入賞した際に購入し読んだのですが、その内容が面白かったので、映画は絶対に観ようと決めていました。

 

監督は「るろうに剣心」「ミュージアム」「3月のライオン」の大友啓史。「新感覚マネーエンターテイメント」というフレーズの通り、笑い有り、涙ありのストーリーとなっているので、映画化でどれだけ再現されているか。気になります。

 

3000万円の借金を残して失踪した兄に代わり、借金返済に追われる一男。借金苦の日常に愛想を尽かした妻は娘とともに家を出てしまった。そんな不幸続きの一男に宝くじ3億円当選という幸運が舞い込む。この大金で借金返済、家族の修復と、一発逆転を夢想するが、ネットで悲惨な人生を送る高額当選者の記事ばかりが飛び込んでくる。不安になった一男は、起業して億万長者となった大学時代の親友・九十九にアドバイスをもらうため、九十九を訪ねるが、酔いつぶれて目が覚めると、九十九は3億円とともに姿を消していた。(映画.com引用)

 

共演2人の他、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也。豪華キャスト陣となっています。では、早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

「お金」で変わる人の心を観る

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「こんな紙切れ」と清人(藤原竜也)のセリフが個人的に印象的なのですが3億円を手にした一男(佐藤健)が借金3000万を返し、その後どうすれば良いのか解らなく悩んでいる時、大学時代の親友だった九十九(高橋一生)に相談する事から物語が始まります。

 

タイトルの「億男」というのは漢字の通り「資産1億以上持っている男」という意味なのですが、登場する億男はどれも癖が強い。栄一(北村一輝)は競馬場のVIP席で何億というお金を転がし、清人は巧みな言葉でセミナーに来た人からお金を巻き上げる。

 

男ではないが十和子(沢尻エリカ)は10億というお金を持ちながらも、お金に興味がない旦那が好きという主婦。

 

共通点は「バイナム」という「メルカリ」のようなサイトを起業した九十九とエンジニア、秘書、CFO(最高財務責任者)という繋がりがある。

 

この作品の面白いというポイントはどの人物も「お金」が絡んでおり「それが本当に幸せなのか」と考えさせられる所です。

 

「お金があるから幸せなのか?」と考える事が出来るストーリー

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一男は借金3000万円がある為に大切な妻や子供と離れ離れになる事になるが、宝くじが当選し3億という大金の前に「これで以前のような幸せが戻ってくる、以前よりも幸せになれる」と喜ぶのだが万左子(黒木華)は「あなたは変わってしまった」と突き放してしまう事となる。

借金3000万円あっても以前と変わらずに接してくれれば良かったと考える万左子に対し一男は「借金のせいでこんな事になった」「3億当たったから心配しないでくれ」と話の話題は「お金」の事ばかりなのが解る。

 

一男は3億と共に消えた友人である九十九の行方を探す為に様々な人物と会う事になるが、大金を手にした人物は幸せとは限らないと理解するまでに時間がかかってしまう。

 

競馬にいる栄一は大金を持っているように見せかけて実は会社経営が上手くいっていなく、清人は「成功者」という自分の栄光に寄ってくる人物からお金を取り、セミナーというよりは「宗教」に近いような生業をしている。十和子も「お金に興味ない旦那だから結婚した」と言うが住んでいる家の壁や襖には大金が埋まっている。

 

登場する人物達は「お金に操られている」という事がよく解るストーリーとなっています。

 

九十九は「信頼出来る人物」をずっと探していたに違いない

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大学時代の同級生であり親友であった一男と九十九。落語サークルで人気の2人が卒業前に九十九が突如「起業するから大学は中退する」と一男に言うのですが、この時から一男には危険な兆候が見えていました。

 

「株で1億儲けて、そのお金で起業する」という言葉に嫉妬するような言葉を言い放つ一男に戸惑う九十九。3億手に入れた事により「お金の使い方、正体を知りたい」と九十九の元にやってきた一男に「本当に大切なものは何か」を教える為に3億を持って姿を消すのですが、そんな消えて戻ってきた九十九に対し一男は「お前は親友だから戻ってくると信じてた」と言います。

 

「お金の99%知って、残り1%を一男が教えてくれた」と喜ぶ九十九は、その後再びモロッコへと旅立ちます。九十九が起業し売却するまで「本当の友人ができなかった」のは皆、お金に寄ってきているだけだと知っていたからでしょうね。

 

一男が言ったセリフは九十九にとって本当に嬉しい言葉だったと思います。

 

お金の怖さ、そして大切さが解る作品

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Google検索予想で「億男 つまらない」と出た時は不安でしたが、個人的には面白い作品だったと思います。お金の怖さ、使うべき時や場所。それが116分という長さで表現されているのが良いですね。

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パンフレットでは今作の旅のシーンであるモロッコでの撮影秘話、そして各俳優陣のインタビューまで読み応えがあるパンフレットとなっています。

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億男グッツで「札束ペーパーウェイト」という面白いものが売っていたので購入してみました。確か860円だったと思います。劇場価格で高めの設定ですが、ネタとして面白いでこれは良いですね。

 

これにて映画「億男」を観てきた感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

億男 (文春文庫)

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CLUSTER佐藤健×高橋一生『億男』 (洋泉社MOOK)

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