近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

【映画・ネタバレ有】恋は雨上がりのようにを観てきた感想とレビュー-大泉洋×小松菜奈主演で送る青春物語-

大泉洋×小松菜奈主演で大人気作品を実写化

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眉月じゅん原作コミックであり最近、テレビアニメ化された「恋は雨上がりのように」を大泉洋×小松菜奈で実写映画化となりました。最近放送されていたアニメを視聴してハマり原作も読んだのですが、本当に良い作品で実写映画化されると知り、これは絶対に観ると決めていました。さて、気になるストーリーですが。

 

怪我で陸上の夢を絶たれた高校2年生の橘あきらは、偶然入ったファミレスの店長・近藤正己の優しさに触れたことをきっかけに、その店でアルバイトをはじめる。45歳の近藤はあきらより28歳も年上で子持ちのバツイチだったが、あきらは密かに近藤への恋心を募らせていく。ついに思いを抑えきれなくなったあきらは告白するが、近藤は彼女の真っ直ぐな気持ちを受け止めることができず……。(映画.com引用) 

 

監督は「帝一の國」「ジャッジ!」「いぬのえいが」の永井聡大泉洋×小松菜奈という珍しいコンビですが、どのような青春映画に仕上がっているのでしょうか。早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。

 

28歳年上の男性に恋したあきら

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恋は雨上がりのように(以後:恋雨)の一番良いポイントというのは”純粋さ”ではないでしょうか。怪我をしてしまったあきらが毎日泣き、苦しんでいる時に偶然入ったファミレスで優しく対応してくれた近藤に惚れてしまった。

 

そんな純粋さが恋雨の素晴らしさであります。28歳年上となると自分の両親と同じ、もしかすると両親以上になるかも知れない年齢ですが「恋愛に年齢は関係ない」「好きになるのに理由がいりますか?」というあきらのセリフが印象に残りました。

 

若さゆえの行動力と言いますか、あきらがファミレスのバイト募集に応募し、店長と一緒にいたいという純粋な気持ちは本当に乙女だと感じます。

 

私は以外だった”大泉洋”という配役

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「冴えない店長」という役柄を大泉洋に決定したと観た時は正直驚きました。冴えないというよりは、最近ではかっこいい役柄が多かったので、どうなる事かと思いましたが映画を見てみると”冴えない”というよりは”ほっとけない”という部分が当てはまっているように感じました。

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大学時代の友人であり実際の同級生でも戸次重幸と共演というのは非常に面白かったですね。大泉洋も「映画では久しぶりの共演なのですが、何かいつも通りな感じがして」と笑っておられました。

 

戸次重幸は「撮影が大泉洋との絡みだけだったので他の演者さんと絡むことができなかったのが非常に残念」などのやり取りを見ていると大泉洋で正解だったように思えます。

 

実は撮影されたのは11月~12月という寒い冬

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恋雨ではよく二人が雨にうたれるシーンがありますが、実は撮影時の時期は真冬。大泉洋は業界でも有名な”雨男”だと自負していますが、なぜか恋雨の撮影時には雨が振らなかったとか。

 

雨上がりのシーンで曇り空が欲しい時に快晴だったりと「僕(大泉洋)と菜奈ちゃん(小松菜奈)がいると撮影時の雰囲気とは逆の天気になってしまう」と笑いながら話しておられました。

 

様々な雨のシーンで特に難しかったのがあきらが近藤に告白するシーン。とても印象に残るシーンなのですがこのシーンは小松菜奈自身も難しく「こんな子が本当にいたら怖いかも」と心配していたが、あきらのまっすぐな瞳で想いを伝えるシーンは恋雨の中でも1位、2位を争う良いシーンとなっていました。

 

閉店したファミレスを大改造!?「ガーデン」の秘密

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今作の舞台となっているファミレス「ガーデン」。関東近郊の閉店したファミレスを借りて撮影したそうなのですが、壁紙から小物、ソファなど原作の舞台となるガーデンの雰囲気を壊さないように細かく作り込まれています

 

事前に接客マニュアルを読み撮影に挑んだキャスト達の演技に注目して貰いたいです。小松菜奈や磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、濱田マリ。注文の取り方からお辞儀まで。細かい仕草ですが、丁寧に演じられているので観ていると実際に「ガーデン」というファミレスが存在するような気持ちになりました

 

全世代共感の青春物語。この想いをすべての人に感じてほしい

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あきらが陸上から離れてしまい、その後どうなるのか。ラブストーリーというよりも原作者である眉月じゅんが語っていますが「日常青春モノ」と答えています。

 

誰もが経験したことのある日常シーンを描くほうがキャラクターの性格やバックグランドがデルので、なんてことのない日常のシーンこそ大事に描きました。

 

本当にファミレスという舞台に恋をしてしまった女子高生と、そんな女子高生から勇気を貰う店長。非現実的ではなく、本当に実話ではないだろうかと思えるシーンがいくつか登場したり身近に感じるものが多かったですね。

 

Twitterで「おっさんと女子高生という恋愛が考えられない」などツイートしている方もいるようですが「恋愛映画」ではないですからね。今作やアニメ、原作を見るとよく解ると思います。

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パンフレットでは「Cafeレストラン ガーデン対談」ProductionNoteが面白かったです。恋雨を演じた各キャストさんが特にこだわったシーンなどが掲載されているので、是非劇場で購入してみてください。

 

これにて映画「恋は雨上がりのように」の感想とレビューを終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

今週は「家族はつらいよⅢ 妻よ薔薇のように」も観てきたので、リンクを貼っておきます。

www.yuruiblog.com

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