映画「マトリックス」を見て「実はこの世はコンピューターで作られた仮想世界」という事をモーフィアスに伝えられネオの物語が始まります。
初めてマトリックス見た時というのは、まだ子供で純粋に格闘シーンがカッコイイとか、CGによって弾丸を避けるシーンが凄いとか。そういった目線でしか見ていませんでしたが、大人になって見ると「コンピューターによって作られた仮想世界」というのは興味深いですよね。そんな興味深い話が英・オックスフォード大学のニック・ボスロトム教授が「この世は技術的にとても進んだ文明によって創られた豊かなシュミレーションソフトウェアである」というシュミレーション仮設を提唱しました。
朝起き、ご飯を食べて出勤し仕事をする。そして帰って寝たり、休日は遊びに行ったり。そういった出来事というのは人工知能によって作られたプログラムで、そのプログラム通りに私たちは生活をしているという仮説なのですが、とても面白いです。
「何を馬鹿な事を」と思うかも知れませんが今話題のVRヘッドギアが実世界と変わらないようなグラフィック性能を持ち、コントローラーではなく脳波で操作出来るようになれば、それはもう仮想世界ですよ。
ネットという場所を見てもSNSでコミュニケーションを取る際に実際とコミュニケーションを取るのとは違い「SNSならではの話し方」というのがあると思います。それも考え方によっては「ネット上に存在するもう一人の人格」と考えると、面白いです。「会って話すと普通に話せるのになぜLINEだとキツク言ってしまうのだろう」と悩んでいる人はネット上に存在するもう一人の人格が動いているからかも知れません。
しかしそう考えると一つ思う事がありますよ。「ダンボーの人生、バグ多すぎじゃない?」とね。例えるなら有名なバグのバイオハザード。
こんな感じのバグが人生で多いのは仮想世界を作っている人工知能の嫌がらせなのか。もしくはこのイベントをクリアするとボーナスポイントを得る事が出来るのか。どちらか解りませんが、もうちょっと優しいプログラムをお願いして欲しいですよ。
映画マトリックスみたいな世界かも知れないという仮説はどこか中二病を擽られるような記事でした。こういった記事は一般の人はスルーしてしまうからも知れませんが、これを深く考えてみると実に面白いです。先日、間違ってセブンイレブンのnanacoに2千円チャージするつもりが5千円チャージしてしまったのはバグであると信じたいダンボーでした。