近畿地方から送るゆる~いブログ

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近畿地方、主に滋賀県からお送りする雑記ブログです。映画や読書、滋賀県の素敵な観光地からお食事まで様々な事をご紹介したいと思います。

奨学金破産という言葉があるが、奨学金を返すのは何かと大変だとは思う

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今の時代2人に1人は奨学金を借りてる時代だそうです。

www.nhk.or.jp

奨学金のこの手のニュースを見ると毎回見るのが「自己破産してしまった」という内容なのですが。

「返したくても返せない」若者が急増!自己破産した件数は1万件にのぼる。非正規の仕事や正社員でも年収200万円など、若者の雇用環境は厳しい。さらに本人が自己破産した後にも待ち受ける悲劇―身元保証人になった親に請求がいくため、親も破産するケースまで相次いでいる。

NHK クローズアップ現代+ 引用

 

 この記事を見るとコメント欄で「なぜ借りるのか?」という内容を見るけど「ちょっと待った」と言いたい。私も奨学金を借りていて毎月支払っています。大学卒業後にフリーランスになりましたが、もちろん最初のうちはお金というお金は入ってこなかったので貯金から奨学金の返済をしていました。今でこそ返済全体で金銭を使っていますが、大学時代に見せられた動画が非常に印象的でした。

 

返還を始める皆さんへ(動画) - JASSO

 

JASSOが公開している動画なのですが「もし延滞した場合」という動画を見た時に頭のなかで解っていても動画で見ると非常にプレッシャーになりますよね。

動画の内容を書きますと。

  1. 奨学金を滞納してしまった
  2. 数回滞納するブラックリストに追加される
  3. それでも返済出来ない場合は差し押さえ令状が届く
  4. 返済能力が無いと判断した場合、連帯保証人に返済令状が届く

この流れなのですが「1」の段階でイエローカードですよ。もし仕事してない場合は日本奨学金機構へ連絡して「現在働いてないので」という事を伝えると返済STOPしますからね。これを知らない人が多いのでブラックリストに乗る場合が多いです。

 

しかしNHKクローズアップ現代+さんでも書かれていますが「年収200万」で返済2万円でもキツイですからね。ハッキリと解るのは現代の子が返済出来ない環境にいるのは昔と違って年収がどんどん下がってきている所。

物価は上がってる、年収減ってる。それは厳しいですよ。返済しなければならないというプレッシャーは凄いでしょうね。

 

奨学金で自己破産するまで追いつめられるのは解らない事もないけど、しかし自己破産は数年は自分の身にくっついてくるので、それだけが難点ですね。

「ご利用はご計画的に」というCMがありますが「奨学金」という名前より「学生ローン」という名前にした方が良いという声には私は賛成ですね。

今後も返済による自己破産する人はどんどん増えていくことだと思います。