LANカードという罠が実は潜んでいる
先日友人がNURO光にしたのに以前と回線速度が変わらないと嘆いていたので「LANカードじゃね?」と聞いてみたら「LANカード?」という疑問が返ってきたので意外と知らない人が多いのかも知れないとメモ代わりにブログに残してみようと思う。
実は私も以前にエアコンが壊れた頃にプロバイダーを10GB対応に変更したのですが、この時に同じく私もLANカードの存在を忘れてしばらく悩んだものです。
パソコンを購入するとオンボードに標準でLANコネクタが標準で付いてくるのですが、通常使うのであればそちらに挿すだけで快適なネットを楽しめるのですが、私みたいな動画やゲーム、仕事ファイルをクラウドにアップロードしたり。特にゲームというのは回線速度が早ければ早い程便利なものです。
このオンボードに標準であるLANとは別に拡張LANカードという存在があり簡単に説明すると。
- CPUの負担を”少し”減らす
- オンボードのLANが壊れた
- BTOでカスタム出来なかった
などがあるのですが上2つはとりあえず置いておいて「BTOでカスタム出来なくなった」という点です。昔は100MBなどが主流で1GBが登場した時にカスタムで「1GBLANカード変更」という項目があったのですが10GBを契約している人が少ないのか。
オンボードの性能が上がって1GBが標準になりカスタムが必要無くなったという点が背後にあるかも知れません。しかしBTOで販売されているパソコンの多くがオンボードで「2.5GB」が標準になっていると思われます。中には5GBのオンボードもありますが、それはレアなケースだと思って良いです。(2022年現在)
「2.5GB」のオンボードLANというのが注意すべきポイント
さてBTOで購入するとオンボード標準が2.5GBという話をしました。話を戻し1GBから10GBの回線に変更した場合、速度は上がりますがなにせオンボードでは2.5GBしか出せないので10GBの性能をフルで活用出来ているかと言えば出来ません。
そこで必要となってくるのが「拡張LANカード」と呼ばれるやつです。
1万円以内ので買えるもので評価が良かったので私はパソコンを購入した時に、こちらを増設しました。「増設」と聞くと難しいかも知れませんがグラフィックボードの下に挿すだけなので非常に簡単です。難しい配線もなく差し込むだけなのでYouTubeで「増設方法」などを検索するとすぐ出てくると思うので調べてみて下さい。
こちらを接続すると私の場合だと1GBの時には200MB後半。10GBにして1.2Gbps。
LANカードを増設して日曜のゴールデンタイムでこれだけ出ます。
意外と知らない罠なので「何で俺の回線速度は遅いんだ!」と思っている人は意外とオンボードLANのせいかも知れません。
【追記】2023/05/22
友人から質問されたので、こちらでも追記として残しておきます。
グラフィックボードの下に接続するのですが「熱は大丈夫なのか」と聞かれました。確かに最近のグラフィックボードは熱量が凄いので心配となるかも知れませんが私は2年使用して問題ないので「大丈夫」と言い切ります。
他の方のレビューでも熱で駄目になったという記事や評価は見なかったので、安心して追加してください。
1万円以内で快適なネット生活が手に入るのであれば買うべき
10GB回線を契約したのにスピードが出ないと悩んでいる人は試しに買ってみるのも有りかも知れません。オンボードでも快適だし特に良いやという人も、せっかく10GBという高い料金払って契約しているのですから、増設してみるのも良いですよ。
私はやはりネット速度が上がって良かったと思うのはファイルをダウンロードする時にストレスが無くなったという事でしょうか。YouTubeにファイルをアップロードする時にもストレスがありませんし配信していて回線速度の低下というのも、現在のプロバイダーにして困ったという事はありませんね。
今回はメモ代わりになってしまいましたが、友人に教えたついでに記事にしてみました。最後まで読んでいただきありがとうございました。