平成アニメ30年総まとめとか熱い!!
ピーターパンの大冒険から始まった平成のアニメ歴。簡単に「平成アニメ」と一言で表せない程の名作が沢山ありますが、今回は雑誌「BRUTUS」で「平成アニメ30年総まとめ特集」をやっていたので、購入して読んでみました。
詳しい内容などは実際に雑誌を購入して読んでもらう事にして表面的な部分だけ今回はご紹介したいと思います。あくまでも雑誌を読んだ後、私の感想となるのでその点はご了承ください!
色あせない数々の名作達
平成に入り「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」から始まり現在は「ORIGIN」や「鉄血のオルフェンズ」など平成が終わりになろうとも人気は色あせていないガンダムシリーズ。今見ても「機動戦士ガンダムF91」や「機動戦士Vガンダム」は面白く、むしろ当時見ていた頃に気づけなかった「大人目線」で見ることによって新しい発見が見つかる事も非常に多いです。
BRUTUS雑誌内でも紹介がありますが「平成アニメ」で色あせないシリーズと言えば「スタジオジブリ」。「魔女の宅急便」から始まり「レッドタートル ある島の物語」と多くの人気作品で子供から大人まで夢中になれる作品ばかり。「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」「ハウルの動く城」と日本だけではなく海外でも評価された功績はとても大きいと思います。
私個人的には高畑勲監督の最後の作品となる「かぐや姫の物語」は手書き風のスタイルで描かれており当時この作品を観た私はとても感動しました。誰もが知っている「かぐや姫」をスタジオジブリが作成するとこんな風になるのか。と当時友人と話していたのを思い出しました。
アニメの世界が現実になっていく「科学の世界」
古くは鉄腕アトムから始まり、ドラえもんなどアニメの中でしか実現不可能だったロボットや道具の世界が現在満ち溢れている。平成になると「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の映画化されましたが、この世界は「電脳世界」と呼ばれ全身サイボーグとなった公安9課の活躍が描かれています。
「ハッキング」や「ウィルス」といったパソコンを知らない人でも聞いたことがある単語だと思いますが、そんなネットワークに潜りネットワーク犯罪やテロを解決する物語となっています。まだまだGHOST IN THE SHELLのような世界観になっていませんが3Dを使った立体掲示板や自動運転システムなどは実現されています。
一番解りやすいのは「電脳コイル」という作品。この作品は眼鏡型パーソナルコンピューターが普及した世界が描かれていますが実世界で言う「AR技術」の事です。このアニメは13年前の作品ですが今見ると「これが10年以上前の作品なのか」と思える程、世界観が非常に面白いです。
事件とアニメの関係性がニュースで見るようになった「2007年」。
今でも事件が起こした犯人の部屋にはアニメグッツがあり。という全く意味の無い報道をよく目にしますが、この報道をよく見るようになったのは2007年頃ではないでしょうか。特に「ひぐらしのなく頃に」「School Days」の影響が大きく当時放送規制される程、社会現象になりました。
私は両方リアルタイムで視聴していたので驚きもありましたが、内容が内容なだけに「仕方ない」という気持ちもありました。当時事件を起こした少女が使った凶器が「ナタ」だったので「あ、納得」という気持ちもあります。
それ以後は「PSYCHO-PASS サイコパス」も似たような事件が発生し当時放送していた何話が規制になったのを覚えていますが事件を起こした犯人の趣味=アニメだった。という流れが出来たのも平成からではないでしょうか。
「オタク」に偏見が無くなった事は良いことだと思うのですが「アニメ趣味=怖い」という思考を植え付けたのは悪い流れだったと思います。
これは放送規制全開!しかし最近ではパッケージ版では規制無しも・・。
一番私が観た中で衝撃だったのは「ヨスガノソラ」という2010年放送されていたアニメ。ストーリーをざっくり書くと両親が亡くなってしまった双子の兄弟が亡き祖父母が暮らしていた町に引っ越すことになり、2人はその町で友人と再会したり、新しい出会いがあったりする青春もの・・・と思いきやガッツリエロがあります。
というよりも当時地上波で放送されていた時は規制が多すぎて何がなんだかよく解らない作品でしたが序盤からガッツリ行為があります。そんな2010年にはもう一つ問題作品があり「聖痕のクェイサー」というアニメ。
女性の乳からエネルギーをもらう事で戦えるようになる少年サーシャ。しかも戦闘シーンが多くあるので、その度に吸います。とにかく乳を吸いまくるという規制が多くかかったアニメの1つ。謎の光が包み込みすぎて主人公の顔が見えなくなるという事も多くあったので、その点はある意味神アニメなのかも知れない。
パッケージ版では規制が取れているのですが、本当にエ○アニメです。気になる人は是非観てみると宜しいよ。(家族の前では駄目、絶対に)
日常系という社会人になったから好きになったジャンル
最近では日常系と呼ばれるアニメですが、学生時代はあまり観てこなかったジャンルでした。しかし社会人になって観ることが多くなったのですが「なぜ日常系を観るようになったのか」と考えてみると「癒やし」を求めているのだと思います。
最近だと「とある魔術の禁書目録」や「魔法少女特殊戦あすか」など戦闘がある作品も観ているのですが疲れている時は「私に天使が舞い降りた!」や「かぐや様は告らせたい」など何も考えずに観れる作品の方が癒やされるので、その違いなんだと思いましたね。「ドメスティックな彼女」というアニメはありますが、あれは心が元気な時じゃないと駄目。精神的にエグられるシーンがいくつかあるから皆も元気な時に見ようね。
話を戻して最近は先日発売された「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」をレンタルで観ました。あれは神アニメですよ。癒やされるという気持ちを越えて「明日から頑張ろう」という気持ちになれるので見たことない人はAmazonプライムで観る事を強くオススメする。
新元号になってもアニメ好きを続けたい
BRUTUSの雑誌を読んで思ったことは「平成」という年はアニメ業界で大きな変化が沢山あったという事。アニメ業界で何が変わったのか?と聞かれ一番最初に思い浮かぶことは「声優さんがアイドルのように扱われるようになった」という事でしょうか。
昔から声優ファンというのは勿論存在していましたが女性声優さんがグラビアになったり、男性女性声優の方の写真集などが出るというのは凄い事だなと思います。1クールのアニメ作品が多い中、そういった仕事もすると過労にならないか心配ですが、昔と今とではファン層も変わってきたのだと思いますね。
新元号が何になるか解りませんが、新元号になってもアニメファンを辞めないで続けていきたいと思います!雑誌BRUTUSの「アニメ特集」は凄く面白かったので、皆さんも是非購入して読んでみてくださいね!
BRUTUS(ブルータス) 2019年3月15日号 No.888 [WE ? 平成アニメ。]
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