メルカリ問題とは何だろうか?
メルカリ問題というと連日騒がれていますが一番最初は「現金」を販売しているという事。例えば現金40000円に対して購入金額が47300円だったり。
クレジットカードを持っている人は知っていると思いますが「クレジットカードの現金化」はカード規約に違反します。そもそもクレジットカードには「キャッシング」という機能が付いているのですが、キャッシングは返済能力に応じてクレジットカード会社が現金を貸してくれる訳ですがショッピング枠で現金化されてしまうとカード利用者が支払って貰えず「自己破産」する可能性があるからです。「では現金を購入するのは禁止にしょう」という動き出始める中、面白いものが出た。
素直に考えた人凄い
「魚のオブジェ」。もうね考えたやつ天才かと素直に感心したよ。不本意ながら笑ってしまったのも事実。そう、メルカリ出品者はアノ手この手を使って「何としてでも儲けよう」というのがよく解る。
現金出品を禁止、しかし次なる刺客が待っていた
メルカリ運営は思ったかも知れない「現金出品を禁止すれば世間は騒がなくなるだろう」と思っているであろう矢先にメルカリ出品者は更なる刺客を送り込む。
まさかの電子マネー。しかしこれも「現金化」に違いない。例えば上記のSuicaであれば原則は返金不可である。ただし誤って入金した当日であれば返金して貰えるのであれば返金可能なのですが、それも入金した駅に限るそうです。なのでこういった電子マネーを購入する人というのは「ネットショッピング」を利用する人ではないでしょうか。「Felicaポート/パソリ」を持っている人であればパソコンで電子マネーを利用する事が出来るので、問題ありません。ただメルカリは「これも駄目だ!勿論禁止!」という方法に出る訳です。当然ですよね。
すまんな、今まで倒して的は雑魚なのだよ・・更なる刺客
次は衝撃の「領収書」。これも完全にアウトですよ。どういった用途に使うか解りませんが「脱税」「詐欺罪」「私文書偽造」などの罪と問われます。購入した人は勿論、販売した人も「共犯」として罪なるのですが、ここ数日騒がれた中では一番これが闇の深さを感じました。まさに「天才と馬鹿は紙一重」という事ですね。この件に関してメルカリはまだコメント出していませんが、これも禁止にしそうですね。
段々犯罪になってきていると思うもの
よく思いつくなと思うものは「キャッシュバック」という言葉を使って合法にしようというもの。ただ疑問に思っている人がいる人も多いと思うので解説をすると「出資法違反」に該当します。キャッシュバック方式というのはすでにクレジットカード現金化の世界では珍しくないそうです。現金化する購入者が訴えるという事はないでしょうが、誰かが通報した場合「闇金」扱いになるので摘発されるので注意です。ただこの場合は出品者しか罪に問われなく購入者は「知らなかった」と言えば問題無いというのが闇が深い。段々犯罪になってきていますが、いつまで続くのだろうか。
イタチごっこするならば基礎を変えれば良い
現金から始まり領収書と話題になっていますがメルカリの規約の穴を見つけて出品してくるので運営は基礎から変えれば良いと私は思う。「誰でも気軽に」というのは時代に合わないですね。なぜヤフオクが「新規アカウントに厳しく、出品者はプレ垢にならないといけないのか」という理由が今回のメルカリ騒動でよく解りました。
「誰でも」になってしまうと何でもするヤツが現れる
一言で書くと上記の事でしょうね。メルカリのメリットは「手軽さ」なのかも知れませんがその手軽さも終わりを迎えつつあるかも知れません。先日も「合法ハーブ」が出品となっていましたが、それで良いのだろうか。私が子供を持つ親であればメルカリのアプリを入れる事は許さない域まできていますね。メルカリ問題がいつまで続くのか注目したいと思います。