大学時代に読んだ小説が衝撃だった
大学時代はとにかく本を読んでいました。ビジネス書を主に読んでいたのですが小説も幅広く読みたいと思い学校の図書館で借りたのが「おいしいコーヒーの入れ方」だったのですがこれが私が村山由佳さんを好きになったきっかけでした。
今でも覚えています。学校の帰りの電車の中で読んでいたのですが「なんて純粋な恋なのだろうか」と読んで思いました。それとこんな文章を書けるなんて凄い!とそこからおいしいコーヒーの入れ方を始め「天使の卵-エンジェルエッグ」といった代表作や最近では「ありふれた愛じゃない」など読み続けています。
なぜ好きになったのだろうか
私がなぜ好きになった理由は「愛というのは純粋」というのが読んでいて解るからです。私が思うに恋愛というのは純粋だからこそ楽しくあり苦しくもあるのだと思います。それを改めて思った作品が「おいしいコーヒーのいれ方」であり村山由佳さんという小説家を好きになった理由です。
恋愛小説を好きになった理由でもあり、あのときの電車の中で読んで気持ちというのは一生忘れられないと思いますね。それだけ衝撃がありました。自分と重ね合わせてみたり、また自分が「こんな恋愛をしてみたい」と望んでみたりする時間も楽しいですね。本を読んで感情移入する事は良い事です。
まとめ
【追記:2017年04月21日】
約2年ぶりに追記する事になります。もう昨年の話になりますが村山由佳さんの「ワンダフル・ワールド」を読みました。5つの短編が収録されている小説ながらも内容は大人的でさすが村山由佳さんだと思います。
2年越しに自分のブログを見て思ったことはやはり現在でも村山由佳さんが好きだなという事。大学の頃からずっと好きで現在も好きという小説家さんはあまりいません。大学時代に何気なく読んだ「おいしいコーヒーの入れ方」がここまで人生に影響するとはあの当時は思いませんでした。思えばあの1冊が現在でも小説を読むきっかけになったと言っても過言ではないですね。彼女の小説が読みたくなる理由として「大人の恋愛」というのがあると思うのですが大人の恋愛と一言で書いても様々な恋愛がある訳です。純粋な恋愛から不倫、年齢差。そのどれもが村山由佳さんの手にかかれば独特な世界観に変わる訳です。決して嫌ではない、むしろ読んでいてドキドキするような世界観は「早く続きはどうなるのか」と一気に読みたくなる気持ちになります。追記が長くなりましたが改めて村山由佳の魅力について再確認出来たと思います。