人脈を広げるってどういう事?
そもそも人脈って言葉は「人と人の繋がり」という意味です。ブログを通じて人脈を広げたいと書いている人がいるけど、ブログで人脈を広げてどうするの?と私は思います。人脈が広い人というのは私が思うに職業によって違いますよ。
例えば個人ショップの人などは人脈を広げると、広げた人がお客さんとなって商品を買ってくれます。その人が「あのお店は良い」と言えばその友人も来てくれるかも知れません。これは良い人脈の広げ方だと思います。
少し前に「Win-Win」の法則という自己啓発に関するブログを更新しました。
これは人脈にも当てはまる事だと言えます。長期的な繋がりは「人脈」と言えますが短期的な「人脈」ははたして正しいのだろうか。今回はそこを考えてみたいと思います。
「人脈が広い」で終わらない。「人脈が広い事で自分に何がメリットがあるのか」が大事
私の経験上ですが自分で人脈広いよっと言っている人は「俺、知り合い多いから」という意味を「人脈」と勘違いしている場合が多いです。誰かが「あの人人脈広いからね」と人から聞くのは正しいのでしょう。でも人脈が多いと何が良いのか?それは自分にメリットがあるから。上記でも書いた通り個人ショップの場合ですと商品が売れる事により売上が上がるのでメリットになります。この場合、メリットにならない人脈はお客さんでも無くただ知り合いというだけの関係の人を言います。
知り合いでも人脈と言えるでしょ?と考えている人もいますが、その知り合いが例えば技術職の人だったとします。技術職の人を誰か一人紹介して欲しいと言われ、その人を紹介出来ますか?私なら知り合い程度の人を紹介しません。それは相手にとっても自分にとってもリスクが高い。
その人が噂で凄い職人さんだったとします。しかしただの知り合いの人に「あの人を手伝って欲しい」と言われてどう思うでしょうか。また噂だけの人だったら。自分の信用も無くなってしまいます。人脈とは「主義、主張や利害による人と人の繋がり」の他に「信頼関係」も重要になってきます。
人脈が広いと自分にメリットがどうあるのかが大事と書きましたが自分一人ではとても出来ない仕事があったとします。その際に誰か手伝って貰える人を探せます。これも人脈ですよね。私の場合ですとイラストレーターの人やライター業の人を紹介する事が出来ます。これも人脈です。ただ広げたいというだけではなく、自分にメリットがあるのか無いのかを考えた方が人脈を広げる際には重要だと思います。
人脈は狭くても良い事がある
人脈が広いから凄いのか、じゃ狭い人はどうなのか?
狭くても信頼関係が深ければそれは凄い事だと思います。浅く広くより狭く深い人脈だと私は狭く深い方を選択します。私も最初の頃は人脈を広げようと必死だった時期がありました。人脈を広げれば受けれる仕事の幅が広がると信じていましたので、様々な業種の方と知り合う事が出来たのですが今なら言えます。知り合うだけなら簡単、ただ深くなるのは知り合うより難しい。
信頼関係を築く時というのは私のイメージですと積み木になります。一つずつ基礎を固めてその上に積み木を重ねまた基礎を作る。その積み重ねで崩れない丈夫な積み木となっていくイメージです。その積み木を広くしようとすると必ずどこかで崩れてしまう。全部上手に組み立てるというのは絶対に無理な事だと言えます。
ただ広くある積み木でも積み重ねる部分を決めておけば崩れる可能性は低くなります。それが私の信頼関係のイメージなのです。人脈の狭くするメリットはここにあると思います。人付き合いが苦手だという人はこの方法がかなり良いですよ。
若いうちに広げる事は良い事、しかし失敗すると大変な事になる
私は人脈は狭い方が良いという考えなのですが、人脈は広くて損は無いです。ただ失敗すると大変な事になるのを知っておかなければなりません。
ダムを想像して欲しいです。水が半分以下のダムと水が満タンに入ったダムの2種類があり同時に亀裂が入った場合どちらが治すのが簡単なのかを。
人脈が広いという事はもちろん自分は問題無くても相手が苦手だという人と友人という可能性も高くなります。もしかしたらライバル会社かも知れません。
その前でウッカリなんて事は絶対に無いようにしなくてはいけません。これが人脈を広げる際の一番重要な事です。築き上げるのは大変ですが崩れる瞬間は一瞬ですからね。
それを踏まえて人脈を広げようとしている人は頑張って欲しいです。
あくまでもダンボーの意見なのでご了承ください。