2024年のイベント中止などの報告から始まった事件
自分もこの頃に中止になったというのは覚えている。自分も「にじさんじ」というよりもvtuberが好きなので色々視聴しています。その時ににじさんじ所属している甲斐田晴さんと事務所がある報告書を出しました。
この報告書無いを見てない人にザックリですが説明すると「XやYouTubeのコメント、そしてリアルイベントを妨害した人物が同一人物だという事が解ったので対処します」という内容でした。最近はvtuberだけに限らずYouTuber、プロゲーマーの誹謗中傷行為が目立つように感じます。プロゲーマー団体のZETA DIVISIONが訴訟対応結果と誹謗中傷行為の策定についてを公開しました。
近年、誹謗中傷行為に対して厳しい罰則があったり簡単に訴訟を起こせる時代にも限らず誹謗中傷行為が止まらない世の中ですが実際にどのような結果になったかというのを知らない人が多いのではないかと。それで今回は甲斐田晴さんの報告書と他事務所などの報告を交えて紹介したいと思います。
X(旧Twitter)から歯車が狂い始めたように感じる
今回の甲斐田晴さんの報告書で従来の報告と違うところは加害者に「Q&A」形式で報告書を出しています。年齢、性別、なぜ行為を行ったのか。その点が細かく書かれているのが素晴らしいと感じましたね。まず第一に今回の報告書を読んで一番関心深かったポイントは報告書の「Q7」の部分。
この「責任追及、開示請求を行いあなたはどのような状況になったか」というところ。これに加害者の重大さ、自分が何をしたのかが詰まっていますね。開示請求されて民事責任と刑事責任の両方から追求され、いつ逮捕されるか解らない状況が続き不安になった。というところ。当たり前ですけど、被害者の方が長期の間ストレスや精神的苦痛で苦しんでいた訳ですから、それに比べればという話ではありますが。
こういった「Q&A形式」で報告書を出してくれたことによって難しい言葉なく、誰でも解りやすく読みやすい内容となっているのが素晴らしいですね。個人的になのですが、こういった誹謗中傷行為は昔からありましたが、Twitterの登場で著名人と近くなったことで誹謗中傷が多くなったように感じます。実際に著名人がTwitterをやっていて、心無いファンからのリプでTwitterを辞めてしまったり、自分はメンタル弱いからSNSをやらない方が良いと思う著名人も数多くいますよね。
私も好きなvtuberだったり芸能人だったり、漫画家さんだったり。返信リプを貰ったり。そこから仲良しと言いますか、実際に話したりする方もいますが、何せ批判したりという気持ちというのは理解出来ないんですよね。ザックリ言ってしまえが、自分が気に入らないと思うのであればSNSであれば配信であれ。「見ない」という選択肢が視聴者にはあるので「なぜそれをしないのか」と。
個人的な意見ですが「アンチ」と「ファン」というのはギリギリのラインにあって何か自分の中で違う事があればアンチになりかねない。そんな感じがしますね。
これはYoutubeに限ったことじゃなくてブロガーにも言える事
今でこそ、言い方は悪いですが個人ブログのPVというのは一時期に比べれば激減してるように思えます。実際、私もブログ歴20年くらいですが昔に比べれば収益もPVも今で言う「バズる」記事を書かないと厳しい時代ですが、逆に言えば今の時代の方がブロガーの誹謗中傷は減ったように感じますね。私もバズった記事がもちろんありますが、その時の賛否両論は相当なものでしたから。
ブロガーが誹謗中傷に対応していたら、それこそ時間が無くなってしまうの何も言いませんでしたが皆さんが思っている以上に酷いコメントが書かれるのでビックリします。そこで話を戻しますが甲斐田晴さんの今回の件。これはネットに関係する人すべてに言える話で他人事ではないということ。私自身はオッサンなので昔で言うMixiやGREEなど、SNSなどの事件で「ネットで知り合った人と気軽に会うな」と思う人種なのですよ。
今回の件と関係無いように思うかも知れませんが実はこれに関して「相手はちゃんと人間だという」事につながる訳です。画面越しであれ相手が人間と認識する事で誹謗中傷も多少減るのでないかと。ましてや、最近大きくなりつつあるYoutuberだったりvtuberだったり。大手事務所が本気になれば一般視聴者なんて一瞬に社会的制裁を受けるというのが今回で解った報告書だと思います。
”利益”だったり”未成年だったり”はもう通用しない
大手事務所の「ぶいすぽっ!」が1年間で対処した誹謗主張が31件だと明かし話題になりました。性的画像を乗せたという人に対し250万の示談金。支払いの遅れなどがあった場合、示談内容に違反した場合は2000万という内容があった事で話題になっています。自分の利益であれば、自己責任として自分が頑張って払っておけば良いという事もありますが支払い能力が無い無職の方だったり。そういった場合は泣き寝入りにする時もあるそうですが、未成年の場合は親御さんが払う事もあるので今一度「ネットの向こう側は人間だ」という事を再認識する必要性があると感じますね。
甲斐田晴さんの「Q&A」は改めてじっくり読むことで「自分に当てはまることはないかと」と見つめ直す時があるのかも知れません。